2006年10月31日 (火)

文化放送 ②

 先日は、東京のラジオ局、文化放送でオンエアするために収録した宮里藍のインタビューの内容を紹介しました。

 実は、同じ日、大山志保にも話を聞いています。

大山は、今季の賞金女王の座を事実上、手中におさめています。しかも、年間獲得賞金額のツアー記録更新という快挙とともに……。

 その好成績を支えたのが、今季から契約しているショートゲーム(アプローチとパッティング)専門のティーチングプロ、ジェイ・ユンです。ジェイは韓国系アメリカ人。大山とは、今年2月、ハワイで開催された米ツアー戦に彼女が参戦したときに知り合ったということです。

 今回のインタビューでは、ジェイにも同席してもらい、いろいろと興味深い話を聞くことができたので、その一部を紹介することにしましょう。

 前述のように、大山がジェイと知り合ったのは、今年2月、ハワイでのこと。もともとアプローチが大きな課題だった大山が、ジェイにレッスンを頼んだところ、彼はもっと体の回転を使うことをアドバイス。すると、それが劇的な効果をもたらし、翌日のラウンドでさっそく結果が出たというのです。そのため大山は彼を信頼。その後は頻繁に連絡を取るようになり、そしてこの春、日本に呼び寄せたのでした。

「最初彼女を見たときは、野生の馬を思い浮かべた。才能があるのに、まだまだ荒削りな点が多いから。もちろん、積極的にアタックすることは彼女の魅力でもある。しかし、その分、リスクも多くなるので、そのリスクを減らせるように教えている」とジェイ。

 彼らは、既に来年から再来年の将来像を見据えながら、大山のショートゲームを組み立てているといいます。順調に進めば、大山は来年米ツアーのQTに挑戦し、08年から本格参戦する予定です。

「米ツアーでプレーするのは08年からになると思いますが、行ったときには、すぐに活躍できるようにしたい。今は、そのための準備をしているつもりです」と大山。

それに対して、ジェイも「日本人選手には、米ツアーに渡っても、しばらくは日米の差に戸惑うプレーヤーが多い。僕は、志保が米ツアーにスムーズに溶け込めるよう教えているつもりだ。恐らく、来年は米ツアーに何試合か招待出場するだろうが、その数試合を通して、フィットできるようになるはずだ」と言います。

 今年の大山は、とにかく彼女がゴルフを始めた頃から目標としていた「賞金女王」に照準を合わせ、海外遠征は控えました。その目標を、十分すぎるほどの成績でクリアしつつある今、次なる目標は米ツアー挑戦においています。07年~08年にかけて、どのような飛躍を遂げるのか、ますます楽しみにさせてくれるコンビではないでしょうか。

 ところで、そのジェイが彼女のコーチングで最も苦労しているのは何だと思います?

 実は、大山の磨り減ってツルツルになったグリップを交換させることだと、ジェイは苦笑します。

「グリップは汚れが目立って、表面がツルっと滑るようになったくらいが、手にフィットして、フィーリングがいいんですよ。だから、なるべく換えたくないんですが、キャディに『そのグリップでは、雨の日は滑るから交換しなさい』って言われると、しぶしぶ取り替えています」

 大山にはもう一つユニークな点がある(実は、一つだけでなく、まだまだたくさんあるのだが……)。プロの多くはラウンド中、OBや池に打ち込んだ場合を除いて、通常4~6個のボールを使う。ところが、彼女は基本的に1ラウンド、ボール1個で済ましているのです。

「表面に多少傷がついたくらいでは換えないですよ。トリプル(ボギー)打ったときは換えますが、ボギーやダボくらいでは気にしない」と大山。

 トッププロは契約メーカーから、年間何十ダースものボールが支給されるので、当然、大山はボールが余りに余ります。

「余ったボールは父親にプレゼントしています。父親が喜んでくれるので……」と嬉しそう。

 大山との会話で気持ちがいいのは、彼女の素朴さ、純真さがストレートに、そしてピュアに伝わってくること。ですから、彼女とじっくり話をした人の多くが、彼女のファンになるそうです。

 今回の私のラジオ番組でも、そうした彼女の人柄が伝わってくると思います。放送は11月4日と11日(午前6時25分~)の予定。聴取可能な方は、是非聴いてみてください。

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2006年10月31日 (火)|固定リンク

夢の最終組となった今年の”樋口久子 IDC大塚家具レディス”は、この組み合わせに天気予報も覆し、晴れ、気温20度と絶好のコンディションで最終ラウンドを迎えました。

序盤、3番で宮里がバーディ。4番では福嶋がバーディを取り、横峯と3人がトップに並ぶ展開。6番でボギーの横峯に対し、4番・9番と福嶋がバーディでスコアをのばし、10アンダーと抜け出しました。後半に入り、宮里が10番、11番と連続ボギーで脱落。13番を終えて福嶋が3打差でトップを守り、このままなのか?と思ったところ、14番で福嶋がボギー。「今日はあきらめかけていたけど、自分のゴルフを精一杯しよう。」と思ったという横峯が、終盤の16番と18番でバーディを取り、9アンダーで福嶋とのプレーオフに突入しました。プレーオフは18番ホールの繰り返しです。ロングヒッターの二人ですからどんなプレーオフになるのか?最初のホールで福嶋がバーディを奪取し、見事な優勝を果たしました。

「プレーオフのティグランドにたったとき、何故か急に肩の力が抜けて楽になった。」と語った福嶋晃子。苦しい戦いではあったでしょうが、今週は終始落ち着いて、丁寧にプレーしていた印象でした。プレーオフに負けたとはいえ、3打差を追いついた横峯にも、とても良い経験になったのではないでしょうか?きっと今回のプレーは今後の彼女のプレーに対して大きなプラスになったとは思います。一方、大きな期待がかかりながら脱落してしまった、宮里藍。「初日からの悪いイメージがどうしてもぬけなかった。今日は私の日ではなかったみたいですね。」と元気に答えてくれました。次のチャンスに期待しましょう。

トッププレイヤーが期待通りのプレーをしてくれて最後までトーナメントを盛り上げてくれました。最終日は、9705人のギャラリーが会場に来てくれました。また地元を中心とした延べ750人のボランティアスタッフの人々が参加してくれました。今年は地元の中学校7校からも中学生たちが手伝いに来てくれました。

選手のみなさん。ボランティアのみなさん。そして多くのギャラリーのみなさん。もちろんテレビで応援してくれたみなさん。また、主催してくださった大塚家具の皆様に感謝をいたします。ありがとうございました。私は明日からまた神戸・名古屋へと仕事で移動します。次の私のプロデュースするトーナメントは、「伊藤園レディース」です。お楽しみに!

2006年10月29日 (日)|固定リンク

すごい展開になってきました!今年の”樋口久子IDC大塚家具レディス”は、夢の対決になりました。

初日トップの横峯さくら。今日はいまひとつ伸びきれないものの2アンダーでのプレー。トータル8アンダーで単独トップを守って明日の最終日に望みます。トップと1打差の2位タイには、こちらももう一息ながら今日も2アンダーの福嶋晃子。そして、初日の1アンダーの10位タイから宮里藍が追い上げてきました。今日の藍ちゃんは、前半は我慢のゴルフ。バックナインに入ると前半の我慢が効いたのか、5バーディを奪取し、今日ベストスコアの6アンダー66。横峯に1打差に迫ってきました。そして明日の最終組は、横峯・宮里・福嶋のペアリングとなりました。この3人での最終日、最終組は史上初。本当に明日の直接対決が楽しみななってきました。

現在賞金ランキングトップの大山志保は、思うようにスコアが伸びず、トータル2アンダーの10位タイ。諸見里しのぶは、1アンダーの12位タイです。

今日も会場の武蔵丘GCには、大勢のギャラリーが詰め掛けました。7928人は昨年の約2倍近い人数です。役者のそろった今年の大塚家具レディスは注目度も最大です。

明日は朝のうち、小雨の予報ですがその後は曇り・・・・という予報です。恐らく、コンディションは悪くはないと思います。なかなかない展開なので、良いコンディションでプレーさせてあげたいと思います。

横峯さくらの今季3勝目なのか?福嶋の21勝目なのか?宮里藍の逆転なのか?誰が勝っても本当に素晴らしいトーナメントになるのではないでしょうか?もちろん最終組の3人以外にもまだまだチャンスはあります。ゴルフの女神は誰に微笑むのでしょうか?今夜は眠れそうもありません。

尚、明日もテレビ放送はテレビ東京系列で、16時~17時25分の予定でお送りします。お楽しみに!

2006年10月28日 (土)|固定リンク

今週は、埼玉県の飯能市にある、武蔵丘ゴルフコースで「樋口久子 IDC大塚家具レディス」が開催されています。この大会は今年で3年目を迎えます。女子プロゴルフ協会会長の樋口久子さんの世界ゴルフ殿堂入りを記念してはじまったこの大会は、地元に根ざした大会を目指して運営をしています。今年は地元のボランティアのスタッフがのべ750人を超えるということになりました。みんな朝早くからコースに集まり、熱心に説明を聞き、各業務についてくれています。本当にありがたいことです。

さて、昨日初日を終えて、トップにたったのは、横峯さくら。この難易度の高いコースで、6アンダーは立派です。9番ホールではイーグルを奪うなど、飛ばし屋らしいプレーで約3000人のギャラリーを沸かしてくれました。1打差の5アンダーに福島晃子。ディフェンディングチャンピオンの宮里藍は、1アンダーとまずまずのスタートではないでしょうか?詳しい大会の概要はオフィシャルホームぺージをご覧ください。

大会第2日目の今日は、16時~17時25分の時間で、テレビ東京系列で放送があります。お楽しみに!

2006年10月28日 (土)|固定リンク

2006年10月19日 (木)

インタビュー その1

 残念ながら2位に終わりましたが、富士通レディースでの宮里藍は、彼女らしい見せ場を作り、来場あるいはテレビ観戦のファンの期待に十分応えてくれたと思います。ご存じでしょうが、“藍ちゃん”(もう21歳の女性ですから“藍さん”というべきかも知れませんが、この呼び名のほうがしっくり来ますね)は、日本女子オープン後に体調をちょっと崩し、医者にも診てもらったそうです。いわば“療養明け初戦”だったのですから、この成績は立派でしょう。

 その藍ちゃんに、大会期間中にインタビューをする機会がありました。以前にも紹介した文化放送の『戸張捷・松井功のモーニングゴルフ』のオンエア用で、藍ちゃんとの話は今度の土曜日の21日と28日、2回に分けて放送される予定です。関東地区のみ聴取可能ですが、毎週土曜早朝6時25分からの放送ですので、藍ちゃんファンの方は、是非、早起きして聴いてみてください。

さて、藍ちゃんとの話の中身ですが、ゴルフの話は一切せず、もっぱらアメリカでのプライベート生活についてと、そこで感じた日米の文化の違いなどについて話してもらいました。

印象的だったのは、彼女がアメリカの生活・文化・習慣にストレスを感じているのではなく、満喫し、刺激を受け、成長の糧にしていることでした。

藍ちゃんは、日本ではプライベートな時間を持つことは、ほとんど不可能です。でもアメリカでは、20歳過ぎの普通の女性のようにショッピングや映画を楽しんだり、アメリカでできた友だちと食事やおしゃべりをしたりと、プライベートな時間を大いに楽しんでいるそうです。

「羽根を伸ばせる時間ができたので、ゴルフのための時間とプライベートな時間で、生活にメリハリができたのが良かったですね」と語っています。

 また、アメリカの文化的風土について、いろいろな価値観の人がいて、それを互いに堂々と主張しあい、認め合っていることがとても刺激になっているそうです。日本は、なるべく同じ価値観を共有し、相手を思いやろうとする社会です。その分、価値観を共有できない人は“疎外感”を感じ、周りと異なる価値観は主張しにくい風土になっています。その点、アメリカは異なる価値観を認める分、それぞれが確固とした価値観、つまり強い“個”を持ち、「イエス・ノー」をはっきりと主張しなければなりません。

藍ちゃんは、そうした社会にある種の“気持ちよさ”を感じ、順応しようとしているようです。そして、明確な意思表示をする生き方は、明確な意思決定(ディシジョンメイク)が求められるゴルフにも生かされるだろうと感じているそうです。

 こうして米生活を楽しんでいる中で、唯一困っているのが食事でした。本物の日本食を供するお店にはなかなか出会えないそうです。それでも日本料理店なら、アメリカ料理のファミリーレストランで食べるよりも健康的だからと、探しまくり、そこに「サバ焼きなんかあったら、もう喜んで食べています」と笑っていました。

 それなら、(彼女が拠点とする)ロサンゼルスに美味しいお店を知っているから、今度、ロスに行ったときにはご招待しましょう、ということになりました。来年の楽しみです。

 そのほか、父親・優氏のことなど、興味深い話もありますが、いずれの話からも21歳の女性とは思えない“地に足の着いた生き方、考え方”をしていることが分ります。

次の土曜日の早朝、ゴルフ場に向かう車の中ででも聴いてみてください。

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次の私のプロデュースするトーナメントは来週の「IDC 大塚家具レディース」です。

2006年10月19日 (木)|固定リンク

激闘!富士通レディースの最終日は、まさに今シーズンのベストゲームになりました。

トップと2打差でスタートした宮里藍は、1番・2番の連続バーディで早くもトップに並び、昨日までのトーナメントリーダーの全美貞との一騎打ちの様相を呈してきました。4番でバーディを全が取り再び単独リーダーになったのもつかの間、続く5番でボギーをたたき、再び宮里、全の二人がリーダーに。7番のパー5でバーディを確実にとった全に対しパーの宮里。前半のハーフを終わって、全が6アンダー。宮里5アンダーと1打差で最終日のバックナインに入りました。今日は5m~7mの北風の吹く、少し肌寒い気候の中でグリーンスピードも速く、コンパクションも固く締まってきている中、ピンポジションと合わせて難易度は高くなっていました。全が10番、11番で連続ボギーとすると、我慢のゴルフでパーを重ねる宮里が5アンダーで再び単独トップに。まさに一騎打ちと思っていたところ、賞金ランクトップを走る、1アンダースタートの大山志保がスコアを伸ばし、15番を終わって4アンダーとトップに1打差まで迫ってきました。全・宮里・大山と実力者の三つ巴の展開で終盤を迎えます。まず、大山が17番のパー3でバーディを取り、トップタイに並び、その時点でトップが大山・宮里の5アンダー。1打差に全という展開。先にプレーしている大山が有利なのか?と思っていたところ、全が16番のパー5でバーディをとり、パーに終わった宮里と大山と並んで、5アンダーで3人が並ぶ。誰が抜け出るのか?18番の大山。グリーンの右に2オンしていたものの3パットのボギーで4アンダーと一歩後退。今日は難易度が非常に高い(HD2 3.389)17番ホールで全が8mを入れてバーディ。6アンダーと抜け出しました。宮里5アンダー。全6アンダーで迎えた最終ホール。フェアゥエイを捉えた全に対し、ティショットを右のラフに入れた宮里。しかし、6392人のギャラリーは宮里の奇跡を信じていたのではないでしょうか?満員の18番グリーン上。宮里のセカンドショットはグリーン奥のカラーに止まり、全は自分でも満足のピン横、3m。宮里の奥からのバーディトライ。宮里にしては珍しくショートしてバーディならず。確実に2パットのパーで収めた全美貞が、富士通レディース2006のチャンピオンに輝いたのでした。

今シーズン3勝目。賞金ランキングも2位と大活躍の全美貞(ジョン ミ ジョン)1982年韓国生まれの23歳。小さい頃はインラインスケートの選手をしていたという彼女は、身長175cmという大型選手。ゆったりとしたスイングは、アーニー・エルスのようです。これからも日本ツアーで活躍してくれる若手選手ではないでしょうか?

惜しくも2位に終わった宮里藍。「今日の出来は75点。チャンスをものにできなかった。110番と16番のパー5でバーディを取れなかったこと。17番、18番のバーディパットをショートしたことが悔しい。終わってみれば2位。いろんな意味でよい経験になりました。」とホールアウト後は笑顔で話していました。

18番グリーン上での表彰式。優勝した全美貞とベストスコア賞(2日目)の宮里藍。ローアマの若林舞衣子。若い3人のさわやかな笑顔がとても印象的でした。一生懸命に日本語で優勝スピーチをする、全美貞を見て、いつの日か、英語でスピーチする宮里藍の姿も近い将来やってくるのではないでしょうか?

今年は天候にも恵まれ、毎日たくさんのギャラリーの方にご来場いただきありがとうございました。まだまだ行き届かない点も多くあるのですが、これからもがんばってよいトーナメント作りをしていきたいと思います。

次の私のプロデュースしているトーナメントは、10月27日~のIDC大塚家具レディースです。ディフェンディングチャンピオンとして宮里藍も出場します。お楽しみに!

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2006年10月15日 (日)|固定リンク

富士通レディース2日目が終わりました。今日で予選カットということになります。日本の女子ツアーでは、50位タイまでが決勝に進出します。したがってほとんどのトーナメントでは、最終日が17組前後になります。しかし今年のコンディションや天候等を考え、私は20組になりそうだ!と言いその通りの20組。4オーバーまでの59名が決勝ラウンドに進出しました。

今日のプレーはなんと言っても”宮里藍”でした。スタートの2番でボギーが先行し、9番では3パットのボギー。前半を終わって3オーバーと「まさか予選落ち?」という雰囲気まで出てきてしまいました。18番の速報板からも名前がはずれ、私は「それでもギャラリーは宮里に期待しているのだから宮里の名前は出そう!」と言ったくらいでした。

後半の10番から宮里は別人のようなプレーを展開します。まず10番のパー5で6Mを入れてバーディ。続く11番では4Mを入れて連続バーディ。難易度の高い12番は8Mを入れてトータルスコアをイーブンに戻すと、13番のパー3でも4Mを入れてバーディと4連続バーディで一気にトップ争いに進出です。14番、15番とパーで16番のパー5をきっちりとバーディ。17番のパー3でも6Mを入れてまたまたバーディ。と一気にトータル3アンダーまで浮上。難易度の高い最終18番では、ティーショットをミスにして左のラフ。スタンスがバンカー内のボールがラフという難しい位置からグリーン手前のまたまた難易度の高いバンカー。そこから4Mに乗せて、それを入れてスーパーパーセーブ。バックナインを6アンダーの30ストローク(9パット)で上がり、トータル3アンダーはトップと2打差の3位フィニッシュでした。本当に「すごい!」の一言です。テレビを見ていただいた方も観戦に来ていただいた方も素晴らしい藍ちゃんのプレーにご満足いただけたのではないでしょうか?トップと2打差は充分に優勝圏内。昨日まで(今日の前半まで・・・)悩んでいたパッティングが良くなり本当に明日は期待できるのではないでしょうか?  

2日目トップに立ったのは、5アンダーで、現在賞金ランキング2位の全美貞(ジョン・ミ・ジョン)とベテランの城戸富貴。決勝ラウンドの最終組は、宮里藍・城戸富貴・全美貞。

現在賞金ランキングトップの大山志保は、今日1オーバーでトータル1アンダーと伸び悩み8位タイ。それでもトップと4打差は、彼女の実力を考えると充分に圏内ではないでしょうか?トップと4打差以内に16人がひしめく大混戦。明日も天気は安定しているようなので、どんな最終日になるのか?最終組から宮里がどこでトップに追いつくのか?又は最終組以外の誰かが抜け出てくるのか?とても楽しみな富士通レディース2006の最終日です。

高校3年生のアマチュア。若林舞衣子が、2オーバーで予選を通過。このまま明日のラウンドを終えれば、ローアマ(ベストアマ)に輝きます。今年の日本女子オープンのローアマの実力を発揮し、素晴らしいプレーを見せてくれています。今後の活躍も楽しみな若手の登場です。

明日の最終日は、第1組が7時30分のスタート。主な選手のスタート時間は以下の通りです。

諸見里しのぶは、7時55分。不動裕理は、9時30分。横峯さくらは、9時40分。福嶋晃子は、最終から一つ前の10時20分。宮里の最終組は、10時30分です。

その他大会のレポートは、公式ホームページをご覧ください。

2006年10月14日 (土)|固定リンク

富士通レディース2006 大会初日が先ほど終わりました。今日は曇りのち晴れ。昨日よりは少し涼しく感じました。プレーをするにはベストだったのでは・・・しかし少し北よりの風が出てきて夕方は寒く感じるようです。

初日トップに立ったのは、4アンダーで新坂上ゆう子。あまりご存知の方はいないと思うので少しご紹介しましょう。1977年生まれの29歳。鹿児島県の出身です。今日は1イーグル、3バーディー、1ボギーのプレーで単独トーナメントリーダーでスタートしました。2000年のプロ入り後、目だった成績もなかったのですが、今年はクォリファイング上位としてツアーの出場権を得てトーナメントに出場しています。7月に行われた”フィランソロピーLPGAプレイヤーズチャンピオンシップ”で、初日に5アンダーでトップに立ったこともありましたが、結果は12位でしたが今季のベストフィニッシュでした。現在賞金ランキング71位につけており、賞金シードの50位以内を狙うには、今週は良いスタートを切れたのではないでしょうか?

期待の宮里藍は、パッティングに苦しみ1オーバーの24位スタートとなりました。1番、2番と連続バーディでスタートしたのですが、その後、本当にパッティングに苦しみながらの1オーバーフィニッシュでした。ホールアウト後、少し話をしたのですが、やはり本人も課題がパッティングだとわかっており、「少し打ててないんです!」と話ながら元気に練習に出かけて行きました。明日は巻き返してくれるでしょう。

全選手の成績などのレポートは、是非、大会公式ホームページをご覧ください。

平日にも関わらず、昨年より多い、約2000人のギャラリーの方が来てくれました。

明日からの天気予報も良いようなので、また多くのギャラリーの方が見に来てくれるのではないでしょうか?

これから成績表に基づいて明日の組合せが決まります。明日はテレビ朝日系列で16時から16時55分で放送されます。もちろん私がゴルフキャスターとしてお話しますよ!お楽しみに!

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2006年10月13日 (金)|固定リンク

2006年10月12日 (木)

富士通レディース

今日は、プロアマチャリティゴルフが開催されました。これは主催者のゲストのアマチュアをお招きしプロとのラウンドを楽しんでいただくという、トーナメントの主催者にとっては非常に大事なイベントになります。今日は絶好の天気で参加されたお客様も楽しんでいただけたのではないでしょうか?プロの選手にとっては練習ラウンドを兼ねてのプレーですが、今の女子プロのみなさんは本当に楽しいプレーをアマチュアとしてくれており、私も感謝しております。

さあ、明日からいよいよ富士通レディース2006のトーナメントが始まります。天候はまったく問題がないようなので素晴らしいトーナメントになるのではないでしょうか?初日は第1組が8時スタート(OUT/IN)になります。メイン組のペアリングをここで紹介しましょう。

ディフェンディングチャンピオンの不動裕理は、大山志保と服部道子と9時39分。

横峯さくらは、今年のプロテスト1位合格の有村智恵と飯島茜と9時48分。

そして、宮里藍は、先週初優勝の諸見里しのぶと古閑美保と9時57分スタートです。

いずれも楽しみな組合せになりました。もちろんそのほかにも楽しみな選手がたくさん出場しています。総勢96名の選手が出場します。明日と明後日の2日間、36ホールで予選ラウンドを行い、上位50位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出することになります。

グリーンコンディションは例年よりは遅い状態ですが、フェアゥエイもグリーンも良い仕上がりになってきています。初日はちょっとピンの位置が難しい位置にセットされているようなので、どんな展開になるのでしょうか?

富士通レディース 2006 お楽しみに!

▼富士通レディース2006公式ページ
http://jad.fujitsu.com/event/2006/golf/

2006年10月12日 (木)|固定リンク

2006年10月10日 (火)

主催者推薦選考会

今日は、富士通レディースの「主催者推薦選手選考会」という大会が行われました。これはいわゆる”マンデートーナメント”(女子の大会では火曜日に開催するので、チューズデー?)で、本戦に資格を持たない選手が、主催者などの推薦を受けて本戦への出場権をかけて戦う最後の関門になります。今年は60名の選手が出場し、本戦への出場権12枠をかけて戦いました。

今日は天候にも恵まれ、ゴルフには最適な日和でした。トップ通過が-5。-1までの11人が通過し、イーブンパーの8人がプレーオフを行い、1人が通過という結果になりました。

選考会成績

1位    -5  吉田藍子

2位T  -3  山名悠喜・中野晶・久保樹乃

5位T    -2  @横山恭子・渡辺聖衣子・菊池愛

8位T    -1  土井綾子・和田委世子・日下部智子・山崎百代

12位T   E   金森三河子

単純に主催者推薦で本戦に出場させるトーナメントも多いのですが、私は極力、主催者にお願いをして「主催者推薦選考会」を実施しています。その時の調子の良い選手や旬の選手が実力で勝ちあがり、それが本戦で活躍してくれることになるとトーナメント自体が活気にあふれるのではないでしょうか?今年はアマチュアの選手(横山恭子)も通過しており、この選考会から本大会で活躍してくれる選手も出てくるのではないでしょうか?

1979年の男子のフジサンケイクラシックでは、マンデートーナメントを勝ち上がり、本戦に出場した、佐藤正一(旧 昌一)が、見事、優勝しました。マンデートーナメントから本大会に優勝した日本選手はいまだに彼一人です。当時は青木功、尾崎将司の全盛期でもあり、マンデートーナメントからの優勝は快挙と言える出来事でした。

少しでも多くの選手にチャンスを与えることは、将来的に日本のゴルフツアーとしては非常に重要なことではないでしょうか?ツアー競技のコースセッティングの中でプレーをすることも選手にとっては、良い経験になるのではないかと思います。

今日の主催者推薦選考会で出場選手が決定しました。今日も45人の選手が練習ラウンドに来ていましたが、明日も練習日となります。ほとんど選手がコースのチェックをすることになります。ここだけの話ですが・・・・・大山志保も不動裕理も今日はコースに現れていましたよ!選手たちは本当によく練習するんですね。

みなさんも練習がんばりましょう!

▼富士通レディース2006公式ページ
http://jad.fujitsu.com/event/2006/golf/

2006年10月10日 (火)|固定リンク

2006年10月 9日 (月)

いよいよ!富士通レディース

昨日終了したSANKYOレディースは、諸見里しのぶの初優勝でした。20歳と84日。プロ入り後、13試合(国内)での初優勝でした。昨年わずか数試合で日本のシードを獲得し、アメリカのテストにも受かり、今年はアメリカツアーにも参戦していましたが、思うような結果が残せず帰国していましたが、この優勝は本当によかったのではないでしょうか?

さあ、いよいよ富士通レディースウィークです。ますます話題の多い大会になりそうでとても楽しみです。

今日は、今年の富士通レディースの見所を少しお話しましょう。なんといっても今年は、宮里藍をはじめ、ほぼすべてのトッププレイヤーが出場します。現在、賞金ランキングトップを走る大山志保。ディフェンディングチャンピオンで、この富士通レディースを過去3勝と得意にしている不動裕理。そして横峯さくら、諸見里しのぶ・・・・とフルフィールドでの戦いが楽しみです。

会場となる東急セブンハンドレッドクラブは、比較的フラットで素直なレイアウトです。それだけに正確なショットでピンをデッドに攻めていき、確実にスコアを伸ばすことが必要になってきます。今年はラフの成長がよくフェアゥエイキープがとても大事になってきます。グリーンはほとんど大きなアンジュレーションのないグリーンです。そのためにタッチの合ってきた選手にはおもしろいようにパットが入るということもあるようです。今年は例年よりも柔らかく、フェアゥエイからの良いショットはきちんと止まり、ラフからは止まりにくい状態になっています。グリーンスピードは、スティンプメーターで11フィート弱というところでしょうか?適度に速いという感じになってきていると思います。

週間天気予報では、安定した秋の晴れ!ということなので、日本のトッププロたちの素晴らしいプレーを楽しんでいただきたいと思います。

大会初日は、10月13日(金)8時スタート予定です。さて、これから初日のペアリングを考えなくては・・・・

▼富士通レディース2006公式ページ
http://jad.fujitsu.com/event/2006/golf/

2006年10月 9日 (月)|固定リンク

大会の約2ヶ月前くらいからは、本当に忙しくなってきます。テレビ中継のプロデューサー、ディレクターと話をし、今年のテレビ中継に関する打合せを始めます。カメラの位置をどこに置くのか?どのような中継スタイルを取るのか・・・・?もちろんゴルフ場でその場所を実際に見て検討していくことになります。今年も地上波はテレビ朝日が制作し、テレビ朝日系列で全国ネットされますが、CS放送のスカイAでは、土曜から午前中の模様を放送することになっています。普段あまり見ることができないOUTコースのプレーを見ることができます。テレビ中継の施設(カメラ台など)の位置を決めるのと同時に場内の施設の場所を決めていきます。ギャラリー用の入場ゲートからギャラリープラザ、仮設トイレ、誘導看板、速報板などなど。たくさんの施設が必要になるので、それらすべてをプレーの邪魔にならず、なおかつ有効的に配置していくことになります。そしてある程度の場所が決まれば次は工事の日程を調整していきます。日本ではトーナメントの開催の前週まで通常営業をしているので、あまり邪魔をしないように各社の調整をして工事スケジュールを組んでいく必要があるのです。だいたい1つのトーナメントで大型のトラックがのべ30台ほどは資材を運んでくるんですよ。大げさに感じるかもしれませんが、1週間の大きなイベントなのでこういうことが必要になってくるんです。

場内の設備や各種の制作物が決まれば、後は実際の運営についての打合せが主になってきます。ボランティアの配置をどうしていくのか?アルバイトはどのような配置していくのか?特にスタッフが多く必要になるので、それに合わせて宿泊先の手配、移動方法、お弁当などの飲食関係などオペレーションについての最終のつめをしていくことになってきます。概ね、ボランティアとアルバイトで、のべ400人~500人が動員されることになります。毎日のお弁当だけでもかなりの数量になるんです。そして、人間がこれだけ動くということはゴミも大量に出ることになります。ゴミ処理なども重要な要素になってきます。

こうして、制作物、施設、スタッフ、運営などをまとめて行き、ギャラリーのみなさんに少しでも快適に過ごしていただけるように、選手には良いプレー環境が整うように、テレビを見てくれる視聴者の方には楽しんでいただけるように、という様々な要素をあらゆる角度から作り上げていくのがトーナメントプロデューサーなのです。

トーナメントの運営というのは大まかにはこのような事柄を一つ一つ積み重ねていくことでできあがっています。ある意味では非常に特殊なイベントなのかもしれません。私のプロデュースするトーナメントでは、いわゆる「運営マニュアル」を作成しません。これだけの細かい作業を積み重ねているのだから「運営マニュアル」は必要ではないか?と思われるでしょうが、私はあえて作らないことで多くのスタッフの自主性というか考えて行動することを望んでいます。以前は作成していたのですが、「運営マニュアル」を作るという作業に大きな時間がかかり、印刷することでスタッフが満足してしまうことがあったり、印刷コストも無駄ではないかと思い「運営マニュアル」を廃止したんです。マニュアルが間違ったことを書いていると全員が間違った動きになるということもあるからです。このような理由から私は「運営マニュアル」を作らず、その時その時に臨機応変に対処していくことを私のスタッフに望んでいます。

まだまだすべてをお話できたわけではないのですが、トーナメントプロデューサーという仕事の一部をご紹介してきました。

いよいよ富士通レディースが近づいてきました。お楽しみに!

▼富士通レディース2006公式ページ
http://jad.fujitsu.com/event/2006/golf/

2006年10月 9日 (月)|固定リンク

前回は、コースセッティングの件について触れました。今日はその他のトーナメント運営の進め方についてお話していきましょう。

前回もお話したように、概ね6ヶ月前から準備を始めるのですが、最初にやるのは、ポスター・チラシ・前売り券のデザインになります。昨年の写真やコースの写真等々から制作する場合やいろいろなデザインを検討します。富士通の場合は、前年度のチャンピオンのプレーの模様をベースにデザインしていきます。残念ながら昨年の最終日が雨だったので、良い写真がなかなか見つからず苦労しました。メインのビジュアルが決まるとチラシの裏面を考えていきます。これは会場へのアクセス方法やチケットの金額、販売場所、会場内の各施設などの細かい要素が必要になるので、その辺を調査し、打ち合わせし、決めていくことになります。富士通レディースではJR東日本の協力で近隣の土気(とけ)の駅に急行が臨時停車してくれることになり、その時刻表が決まるのを待って印刷することになります。もちろん今年は藍ちゃんの出場を考え、各印刷物の数量を増やしたりしています。

それと同じようなタイミングで、ボランティアスタッフの募集を始めていきます。地元の方々を中心に今年の案内を作成し発送、受付を始めます。15年ほど前に私がプロデュースするトーナメントを中心に始めたボランティアスタッフの導入ですが、当初は反対意見も多く大変だったのですが、今では日本のほとんどのトーナメントが導入するまでになっています。富士通レディースでも多くの方が参加希望してくれており、定員オーバーの状態になっています。この辺も昨今の女子プロブームの影響もあるのでしょう。

(なぜ?ボランティアスタッフなのか?については後日詳しくお話しましょう)

選手のエントリーというのは、9週間前に発送になります。女子プロゴルフ協会から出場有資格選手のリストが来て、発送することになります。

このエントリーシートには、今年の大会がどのような内容なのか?練習場やレストランのオープン時間、練習ラウンドの方法等、選手用の案内を含めて発送します。その際に必要になる要素をゴルフ場と打合せをして決めていくことになります。私のプロデュースするトーナメントでは、できうる限りで選手の練習環境などは良い状況を作るようにゴルフ場にお願いしています。

このようにトーナメントの運営上に必要な印刷物や案内状などを制作するために早めに多くの打合せを始め、決めるべき事項を決め、制作をしていくことになります。概ね3ヶ月前までにはほとんど制作物を進めていく状態にしていきます。そしてその時期には、主催者の方と予算関係の決定もしていきます。昨年に対して減らす物、増やす項目等を精査していき、今年の概算の予算を作成していくのもトーナメントプロデューサの仕事になります。そのためにそれぞれの分野でベストのデザイナーや印刷会社などを選んでいくのも私の重要な仕事になっていきます。

同じ時期には、トーナメント前日に開催される“プロアマトーナメント”についての企画も検討に入ります。今年のご招待者のリストアップ。案内状の作成などです。プロアマトーナメントはほとんどのトーナメントが開催しており、参加者はそれぞれの大会によって違うのですが、ほとんどのトーナメントが主催者のゲスト(お客様)ということになります。主催者として通常の業務の中でお世話になっている方々などをお招きして楽しんでいただくことが中心になります。プロアマトーナメントに参加していただくことで、いつものゴルフとは違う楽しいゴルフプレーを感じてもらいながら、主催者としては、1日で100名ものお客様と相対することができるというのがプロアマの重要な要素なんです。

特に女子プロのブームとなっている近年は多くのゲストの方が楽しみにしてくれているようです。

富士通レディースでは、プロアマトーナメントも重要なイベントです。本大会の運営とともに進めていくことになるんです。

3ヶ月前くらいが一番忙しい感じになるでしょうか?たくさんの制作物やご案内の発送、前売り券の発売開始、PR関係などなど・・・・

しかし、いよいよトーナメントが近づいてきたという実感が沸いてくる時期でもあります。

このようにトーナメントには多くの企画と多くの作業をしていかなければならないのです。もちろん、多くのスタッフが関わって仕事を進めている「チームワーク」の仕事なのです。

▼富士通レディース2006公式ページ
http://jad.fujitsu.com/event/2006/golf/

2006年10月 7日 (土)|固定リンク

来週から富士通レディースが始まるという事なので、しばらくは私がやっている“トーナメントプロデューサー”の仕事についてお話して行きましょう。

初めて開催するトーナメントやコースが変わる場合は少し早めに動き始めるのですが、継続しているトーナメントでは、概ね6ヶ月前から始めます。

まずは今年のコンセプトを主催者と確認し、今年の状況を加味して、昨年通りで良いものと改善するものを考えていきます。例えば、今年の富士通で言えば、「宮里藍選手」の出場問題というのが一番初めに考えたことです。同週のアメリカのスケジュールや彼女の動向などを調査したりしていたんです。つまり彼女が出場することで、ギャラリー数の増加、マスコミ対応の増加、券売システム、ギャラリープラザ、場内施設等が大きく変わるからです。しかしまだまだ結論が出る状態ではなかったので、心の隅にその辺を置いて通常の運営を進めて行きました。7月上旬に競技委員と担当ディレクターの下見を行いました。ここで今年の最終的な使用ティグランドの決定。OBラインの決定。コースメンテナンスの方針などを話し合い、ゴルフ場にお願いしていくことになります。もちろん大まかに期間中のピンの位置の打合せも行うことになります。随分早いと思われるでしょうが、フェアウエイのラインやメンテナンスの計画は早めにお願いをしないと間に合わなくなるんです。つまり本格的な夏を迎える前にはゴルフ場は10月のトーナメントへ向けてメンテナンスをはじめることになります。

富士通レディースを開催させていただいている、「東急セブンハンドレッドクラブ」は東西の36ホールのゴルフ場です。トーナメントを開催しているのは西コースです。

各ホールのレイアウトや距離は東コースでも充分なのですが、テレビカメラの置き場所やギャラリーの導線、その他諸設備を考えて西コースをお借りしています。

トーナメントに適したコースの条件は、一言では言えませんが、様々な要素を加味して検討し決定していく必要があります。テレビ中継として耐えられるホールセッティングができるのか?等々。この東急セブンハンドレッドクラブは、通常はアマチュアが比較的易しく楽しめるというコースセッティングだと思います。しかしトーナメント仕様として、フェアゥエイのラインを狭め、ラフの長さを調整し、グリーンの固さ、早さをかなりタフに仕上げていくようにお願いしています。コースメンテナンスは天候やその年の気温など自然に影響をされやすいものですが、グリーンキーパーにはかなり無理なお願いをしてこの状態を作っていってもらっています。

6月くらいから1ヶ月に1度はキーパーと連絡を取り合い、状況を聞き、それの対処法について相談をしながら進めてもらっています。又、トーナメント期間中に切るピンの位置を3週間前くらいからは、避けて営業をしてもらったりもしています。

今年は春先に気温が上がらず、夏前の日照不足などで非常に厳しい年となっています。幸い夏が予想よりも気温が上がらず、早めに気温が下がったので「夏負け」のような状態は避けられたのですが、気温が下がり始めて出る病害が出てしまいキーパーも苦労をしているようです。今はグリーンのコンディションをトーナメント仕様に持っていく最後の仕上げの時期です。台風の影響による雨が気になりますが、Kキーパー!がんばって行きましょう。

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2006年10月 5日 (木)|固定リンク

2006年10月 4日 (水)

富士通レディース2006

いよいよ富士通レディースの季節が近づいてきました。この大会は私がプロデュースしているトーナメントなんです。今年で24回という歴史ある大会なんですよ。

これからしばらくはこの富士通レディースに関連するお話をしていきたいと思います。もちろん会場からは毎日、お伝えしていきたいと思っています。

今年の開催は、10月13日(金)~15日(日)の3日間。千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開催されます。

もうすでに新聞などにも出ていたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、宮里藍さんが出場することになりました。この件に関してはいろいろな方からも質問があったのでここでお答えしておきます。そもそも彼女は今年はアメリカツアーに参戦しており、秋の日本のトーナメントに出場しているのもアメリカのツアーがほぼ終了した状態での帰国でした。この富士通レディースと同週にはアメリカでは女子の世界選手権が開催されることになっており、その大会はメジャー優勝者とアメリカの賞金ランキングの上位の合わせて20名しかでられない大会なのです。その出場選手の決定が9月24日頃ということで、何とか出場できるなら出場したい宮里サイドは、富士通レディースのエントリーの締め切りの9月15日の段階では「欠場」とせざるおえない状況でした。しかしながら、万が一、世界選手権に出場できないのであれば、富士通レディースに出場したいという意向もあって、日本の規則で許される「主催者推薦枠」での出場を協会が認め、今週、出場が決まったわけなんです。

一度、「欠場」の届けを出してからまた出場にするのは?という意見もあるのでしょうが、海外のトーナメントと日本国内のトーナメントのエントリーの締め切り時間の違いなどからこういうことがごくまれに起こるのです。主催者としては「主催者推薦枠」を1つ空けて、彼女の動向をまっていた状態で、結果としては宮里さんが出場してくれるという非常にうれしい結果になったと思います。(もちろん世界レベルでの活躍も期待していますが・・・)

我々大会の運営サイドは、宮里さんの出場でギャラリーや報道関係その他多くの受け入れ体制を整えることで大忙しになってしまいましたが、本当にうれしい悲鳴です。

今年はまだ関東地区では藍ちゃんのトーナメントがなかったので、是非、関東のみなさんには楽しんでいただきたいと思います。

来週始まる、富士通レディース2006 お楽しみに!

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2006年10月 4日 (水)|固定リンク

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