不動裕理の1年1か月ぶりの優勝は、彼女にとってだけではなく、ツアー全体にとっても大変に意味のある、大きな1勝だと思います。

 もともと「1年1か月ぶりの優勝」で騒ぎになるのは、不動だからこそ。他のプレイヤーなら、「立派なものだ」ということになります。

 どんなトッププレイヤーでも、1年ちょっと勝利から遠ざかることは、よくあること。タイガー・ウッズにしても04年2月から翌05年1月まで、1年弱、米ツアーの優勝から遠ざかり、メディアから「深刻なスランプ」と騒がれたことがありました。その後の復活は、ご存じの通りです。

 しかも不動の場合は、それまで6年連続で賞金女王のタイトルを保持し続けたのです。毎週毎週トーナメントが開催されるツアーで、6年間もトップで居続けるということは、精神的にも、肉体的にも、どれほどの負担があったことか。余人には想像もできないタフな状況だったのでしょう。

 そして彼女は、その間にツアープレイヤーとして目標となることは、ほとんど手に入れてしまいました。すべての国内のメジャータイトル、永久シード・・・・・。新しい目標を設定しづらいなか、戦いのモチベーションを保ち続けることは至難のワザです。いわゆる、精神面の”エネルギー切れ”になったのではと、思われました。

 その状態から再度、優勝争いのポジションに復帰するには、まずメンタル面の建て直しから始めなければなりません。

 おそらく彼女は心から「勝ちたい」という意欲が湧き上がるのを待ち、そこからゴルフを作り直していったのではと推測します。

 ただし、以前のゴルフに戻すのではなく、よりレベルアップしたゴルフを目指したはず。

 その為にはいろいろな試行錯誤があったでしょう。

 クラブ契約をフリーにしたのもその一つ。

 自分が納得できるクラブを選べる環境にしたのでしょう。すべては、一段ヴァージョンアップしたゴルフを手に入れるためです。

 昨年の秋以降、彼女のゴルフは「60台半ばの素晴らしいスコアを出したと思ったら、翌日には70台半ばと崩れる」といったように、安定感に欠けていました。スコアの波が大きかったのです。新しいゴルフがピタッとはまれば爆発的なスコアが出る一方、まだ本当に自分のモノになっていないので、ちょっとバランスが崩れるとスコアも大きく崩れる状態です。そんな--以前の不動と比べると、まったく不動らしくない--ゴルフをしていたのは、試行錯誤の段階にあったから。そう考えると、この1年余という時間は、彼女がメンタル面を建て直し、試行錯誤しながらレベルアップしたゴルフを獲得するために、どうしても必要な時間だったのでしょう。

 優勝した廣済堂レディスでは、不動の顔には勝利に対する意欲を見て取ることができました。そして、うれしかったのは、終盤のホールで--2位以下に5打差をつけ、安全圏にあったにもかかわらず--安全なグリーン中央を狙うのではなく、ピンからグリーンエッジまでの距離の短い方を躊躇なく、果敢に攻めていたことです。そのために最終18番ホールでは、第2打を右サイドのサブグリーン奥にまで外してしまいましたが……。でも、あの攻めの姿勢を見て「昔の不動が戻ってきた」とうれしくなったのは、私だけではなかったはず。

 不動の復活は、ツアーに様々な好影響、好作用をもたらすことでしょう。

 廣済堂レディスでは、最終日同組でラウンドした横峯さくらと阿蘇紀子に、「やっぱり不動さんはすごい、さすが」といわしめていましたが、それは不動のショットだけではなく、プレーの内容にも感心したからのようです。

 不動のゴルフは他のプレイヤーの刺激にもなり、そこから学べることがいっぱいあるのです。それはコース上でも、またコースを離れても・・・・。

 また、ファンにとっても、ツアーに確固たる実力者が戻ったことで、トーナメント観戦がより面白くなったはず。大相撲の横綱と同じで、ゴルフトーナメントにも柱となるプレイヤーがいた方が、ゲーム展開は締まるのです。

 ますます今後の試合の展開が楽しみになってきました。

 そして、不動はまだやっと30歳。当分はツアーを引っ張ってくれることでしょう。

2007年5月31日 (木)|固定リンク

2007年5月30日 (水)

JCBクラシック 2007

今週は、男子の「JCBクラシック 2007」(主催 仙台放送・特別協賛 ㈱ジェーシービー)に来ています。3年前よりテレビ中継のコメンテーターをさせていただいております。

今年で36回目を迎える歴史ある大会ですが、今年から開催コースを宮城県黒川郡にある“花の杜ゴルフクラブ”へ移動し、装いも新たに開催となりました。

今日は、プロアマトーナメントが行われ、プロ31名・アマチュア93名が参加。

曇り時々晴れのまずまずのコンディションで行われました。

私も参加させていただいたのですが、J.ニクラウスの設計のコースらしく戦略性も高く、特にグリーンのアンジュレーションはかなりのものです。今年はどんなトーナメントになるのか?楽しみでもあります。

私が今日、一緒にプレーしたプロは、田中秀道プロ。昨年までアメリカツアーでがんばっていたのですが、今年から国内ツアーに専念ということになります。近年のアメリカツアーの状況やコースセッティングのことなどいろいろな話をしながら楽しくプレーさせていただきました。田中秀道プロ自身の調子はまだまだのようですが、そろそろ活躍して欲しいものです。

先日の石川遼選手のアマチュアでの優勝以来、男子ツアーも少しだけ良い兆しが見えてきているように感じます。一人一人のプロもそれなりに努力しているようです。私もみなさんに楽しんでいただけるような番組を心がけていきたいと思います。

今週は是非、男子ツアーを応援してください!

JCBクラシック 2007 の詳細はホームページで!

テレビ放送は、土曜日・日曜日の決勝ラウンドをお届けしますので、テレビ放送もお楽しみに!

(仙台放送では、金曜から放送。最終日はフジテレビ系列の全国ネットでお楽しみください)

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2007年5月30日 (水)|固定リンク

素晴らしい感動をもらいました
 
先日終わった男子ツアーの「マンシングウェアオープン・KSB杯」で史上最年少ツアー優勝者!が誕生しました。 
もうご存知の方も多いと思いますが、東京の杉並学院高校の1年生。15歳の石川遼くんがアマチュアで優勝の快挙です。 

世界記録でもあるんですよ。

日曜日、私は来月開催のサントリーレディスのボランティア説明会と打合せで神戸に出張で、夜家に帰った後、ビデオを見たのですが、彼の魅力のあるプレーに引き込まれるように見入ってしまいました。

そして彼のインタビューに対するコメントにも感心しました。

特にキャディーをしてくれた大学生に対する感謝の言葉は、プロ達にも良く聞いて貰いたかったと感じたくらいです。
実は私、主催(株)デサントの田尻社長に招待され、プロアマに参加し、コースを知っていただけにドキドキしながらのビデオ観戦でした。

それにしても本当に素晴らしいプレーでした。今年の大会では、初日が悪天候で中止となり、大会は3日間で開催されることになりました。しかしながら「72ホール」をプレーすることが大前提ということから、男子のツアー規定にある、「決勝ラウンドのプレーする人数を制限できる特例(トーナメント規定第11条(2)の③及び⑤)」を初めて適用し、最終日は40人のツアープロと1人のアマチュアが36ホールの決勝ラウンドに挑んだのでした。 

第2ラウンドを終えたところで、アマチュアの石川遼は3アンダーの23位で見事に予選を突破。15歳8ヶ月での予選通過は史上2番目の記録でした。41名の選手による最終日は、36ホールの長丁場。 混戦を制するのは誰なのか?という中で、高校1年生の15歳のアマチュアが見事にこの混戦を制して"世界のツアー史上最年少の優勝"を飾ったのでした。それにしても落ち着いたプレーと爽やかな笑顔は、ギャラリーもテレビで見ていた全ての人達を魅了したのではないでしょうか。 
終盤の17番のパー3でティショットをバンカーに入れてしまったピンチでも、思い切りのよいバンカーショット。それがカップインしてバーディとするなど、私がよく言う"何か"を持っている選手なのではないかと感じました。
単独トップで迎えた最終18番ホールでも、プレッシャーはあるはずなのに、それを感じさせぬプレーにはある意味では、「すごいプレイヤーが登場した!」と感動を覚えました。

ホールアウト後のテレビのインタビューでは「今日は36ホールのトーナメントだけど、疲れている姿を見せないようにという事と、10個のバーディを取る!と言う目標でプレーをしました。今もあまり実感が沸かないですし、今日のプレーのこともあまり記憶にないんです。」とはにかむ笑顔は、まだ高校1年生そのものでした。しかし、早い組であがっていたので、「まだプレーオフがあるかもしれないので、少し休んだら、又、気を引き締めて、準備したいと思います。」と言う顔は、"プレイヤー"の顔でした。

最終組のセカンドショットが終わったところで、優勝が確定。囲まれたギャラリーの拍手で少し実感が沸いたのか?ほんの少し涙が出そうになりましたが、すぐに明るい笑顔で喜びを表現するところなどは、早稲田大学の斉藤祐樹君とイメージが重なり、とても魅力を感じました。

優勝決定後のインタビューでも「これに溺れることなく、文武両道。まだ高校生なので、ゴルフも勉強も両方とも一生懸命にやっていきたいと思います。」と見事なコメントを残してくれました。
本当に日本の男子ゴルフ界に彗星のように強く、爽やかな、魅力的な15歳の高校1年生プレーヤーが登場しました。
この出来事は本当に素晴らしいことだし、低迷する男子ゴルフ界にとっては非常に大きなチャンスだと思います。

しかし、まだ15歳の高校生です。 少し長い目で彼を見ていってあげて欲しいと思います。
本当にゴルフを学んでいくのはこれからでしょう。 難しさを知るのもこれからでしょう。
世の中の大きな"ビジネスの渦"に巻き込むのではなく、彼のこれからの成長を見守る余裕を持って対応していって欲しいと思います。
特に私もそうですが、ゴルフ業界、トーナメント関係者、マスコミ関係者のみなさんが、そういう気持ちで彼を育てることで、第2、第3の石川君が生まれてくるのではないでしょうか?

石川遼君、本当におめでとうございます。これからきっといろんなことが周りで起こり、戸惑うことも多くあるかと思います。しかし自分を見失わず、これからもゴルフを楽しみながら素晴らしいプレーしてください。そして良いゴルファーになってください。

 最後に一言。
テレビの解説はもっと素直に若いゴルファーの活躍を誉めたり、感心したり、応援したりできないものですかね。私はビデオを見ながらウルウルしてたのですが。。。。
プロだから負けると恥ずかしいなんてことはどうでもいいことで、石川君を見てワクワクする気持ちを視聴者に伝えて欲しかったですね。
17番の、バンカーからのカップインの時などは静かになってしまっていました。自分たちが負けたような気分になっていたのではと思いました。
私も皆さんが楽しめるコメントを喋るよう、気をつけます。

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2007年5月21日 (月)|固定リンク

2007年5月18日 (金)

ステップアップツアー

今週は、女子のステップアップツアー「ジョイント・コーポレーションカップ」に来ています。会場は千葉県の富里ゴルフ倶楽部。今年で3回目を迎えた大会です。

ステップアップツアーとは、レギュラーツアーの出場資格を持たない選手を対象に1991年から開催をしています。私は3年前に株式会社 ジョイント・コーポレーションさんと出会い、この大会のプロデュースをお手伝いさせていただいています。このような大会はレギュラーツアーの隆盛を持続させる意味でも非常に重要な位置づけだと思います。また、今年のように素晴らしいコースで開催できることはよりよい意味を持つと思います。

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さて今年の大会ですが、今日の第2ラウンド(最終ラウンド)が行われました。昨日の天候から変わって今日は、絶好のゴルフ日和の中スタートしていきました。タフなピンポジションで一時は5人がトップに並ぶという大混戦。そんな中、早いスタートから今日のベストスコア69(3アンダー)を出した大久保夢未(むみ)がトータル1オーバーでホールアウトし最終組を待つ展開でした。1オーバーで最終ホールを迎えた最終組の井上陽子と小俣奈三香。井上は約2mのバーディチャンス。小俣もPWの3打目があわやカップインのナイスアプローチで約1mのバーディチャンス。先に打った井上のバーディパットは入らずにパー。1オーバーでホールアウト。小俣のバーディパット。慎重に真ん中から決めてトータルイーブンで見事に混戦を制し第3回のチャンピオンに輝いたのでした。

優勝した小俣は、今年30歳。昨年もステップアップツアーで1勝。レギュラーツアーでもあと少しでシード獲得というところまで来ている実力派です。

「16番でバーディを取り、優勝したい!と思った。責めてバーディを取っていこう。」という前向きな気持ちが実っての優勝でした。この優勝で小俣には、再来週からの4試合のレギュラーツアーの出場権が与えられました。今の調子を持続しレギュラーツアーでも結果を残して欲しいと思います。

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優勝した小俣奈三香

2007年5月18日 (金)|固定リンク

2007年5月12日 (土)

富士桜カントリー倶楽部

Nifty_001 昨日は今年の8月末からはじまる”第35回フジサンケイクラシック”の下見にやってきました。ご存知の通り今年で35回を迎えるこの大会は私が第1回から担当をさせていただいているトーナメントです。会場をこの山梨県の富士桜カントリー倶楽部に移して3年目の大会になります。

冬季はクローズのコースなので、4月からオープンするためまだまだ芝生の生育は絶好調ではありませんが、冬をうまく乗り切り今年は良い状態で春を迎えたようです。

今回の下見では、過去2年のトーナメントでの各ホールの平均ストロークや問題点等を検証しながら今年の「コースセッティング」をしていきます。トーナメントの開催にあたっては今年のイメージを作り出す最初の大事な仕事になります。近年の男子ツアーでは飛距離が格段に伸びており、さすがの私もかないません(笑)そのために今回は現役の”田島創志プロ”に来てもらい実際にショットをしてもらいながら下見をしていきました。

今年の使用ティ、フェアウエイのライン、グリーン周りのライン、メンテナンス上のお願い等を細かくチェックしゴルフ場のオーナーやキーパーにお願いしていきました。もちろん、トーナメントとして良い展開が生まれるようなセッティングを考えて行きます。どのような展開でどのように盛り上げるのか?その辺をイメージしながら18ホールをくまなく歩き、時にはボールを打ち、田島プロの意見も聞きながらの下見はトーナメントプロデューサーとしてはやりがいのある時間でもあります。

今回の下見では主催であるフジテレビの事業の責任者をはじめ番組のプロデューサーや日本ゴルフツアー機構のディレクターも同行の中で各所のいろいろな意見を聞きながら進めていきました。

今回の下見には田島プロに来てもらいましたが、もちろんフジサンケイにも出場します。テストヒッターとして現役のプロが参加することはよくあることで、これがルールに抵触することはありませんので・・・。それにしても今のプロは本当によく飛びます。富士桜はこのトーナメントのために改造を行い、今の日本のツアーでは最長の7400ヤードを越えるセッティングになっているのですが、プロにとっては長すぎるということはないようです。ある意味では恐ろしいですね。逆にアマチュアでは手に負えない長さなんですが・・・・(通常営業のティは普通にプレーできますからご安心ください!)

ということで今年のコースセッティングのアウトラインは決まりました。もちろん今後も何度か足を運び、細かい修正を加えながらよりグレードの高いトーナメントをプロデュースしていきたいと思います。今年も素晴らしいトーナメントをご期待ください。

Nifty_002 下見に協力してくれた田島プロ

Nifty_003 下見を終えて、セッティングにも熱心な!大会事務局長と田島プロ

2007年5月12日 (土)|固定リンク

 5月1日の文化放送「セイ! ヤング ネクステージ」、2時間30分の生放送番組のパーソナリティは無事終了することができました。4月24日とあわせ、2度の放送でお世話になった関係者の皆さん、ゲストの皆さん、そしてリスナーの皆さん、どうもありがとうございました。お陰で楽しくも、有意義な放送になったと思います。

当日は、たくさんの聴取者からご質問をいただきました。また、偶然ラジオを聞いたという友人・知人からも多くの反応をもらいました。カーラジオ等で、案外多くの人が聴いているものなのですね。さて、5月1日の放送ですが、前回同様、太田英明アナウンサーにサポートしてもらいながらの進行で、二人のゲストに電話で登場してもらいました。一人目は若手女子プロの藤田幸希プロ。次に、男子ツアーの前選手会会長の横田真一プロにお話をうかがいました。

それぞれ印象的な話が聞けたのですが、まず藤田プロは、プレーに際して一番気を使っているのはファッション、つまりウェア選びということ。毎日のウェアにあわせて、メイク(お化粧)を整え、サンバイザーなどの小物やアクセサリーを選ぶのだそうです。これを「外見ばかりに気にして……」と否定的にとらえてはいけません。ファッションは自己アピールの大事な要素であり、それは「ファンに魅せる」ことを大事にする気持ちの現われ、つまり「ファンを大事にする」とか、「インタビューに誠実に答える」といったこととベースは同じ思いなのでしょう。ファッションにも気を配る気持ちなくして、魅力的なプレーヤーにはなれません。ところで、藤田プロの今年のモットーは、「エレガントなプレー」との答え。でも、話を進めるうちに「やっぱりむりかな。キャハハハッ」と、いつものように元気良く笑っていました。

横田プロは、先日、二人目のお子さん(長女)が無事生まれたそうです。これで家族4人。今季はシード権を失い、出場できる試合はごく限られますが、来年のシード復活を目指し、さらにモチベーションが高まった様子でした。電話では、まずそのシード権を失った話題からスタート。そして、ゴルフファンはご存じでしょうが、彼は選手会会長としてシーズン中も多忙を極め、またその職務を献身的にこなしたことをツアー機構が高く評価。そのため、特別シードが提案され、彼も一旦は受理したのでした。しかし、その日のうちに奥さん(タレントの穴井夕子さん)と相談。「日頃から、講演やクリニックなどで子どもたちにゴルフの素晴らしさを語ってきた人間だから、それに反するようなアンフェアな行動はしてはいけない」と判断。数時間後には返上したのでした。

本人は、受理した直後に返上する気持ちでいたそうですが、家族の生活もあり、大事な決断になるから、奥さんに相談すべきと思い自宅にまで持ち帰ったそうです。そして、事情を詳しく話したところ、奥さんは笑顔で「特別シード、もらうの辞めましょう」と言ってくれた、ということでした。いい夫婦です。 もうひとつ、横田プロの話で印象的だったのは、主催者推薦で出場した今季開幕戦で、彼は周囲のシード選手たちが一段とパワーアップし、飛距離を一段と伸ばしていたと感じたそうです。「昨年のツアー終盤戦からわずか4ヶ月ほどしかたっていないのに、驚きました」。ツアーという戦いの場から離れることの怖さを、今、横田プロは実感しているのかもしれません。

続いて、文化放送の知性(?)とも呼ばれる菅野詩郎アナウンサーに、仕事先のグッドウィルドームから電話で登場してもらい、私が監修したyahoo!のネット検定「ゴルフエキスパート」の問題を使って、ゴルフに関する知識度をチェック(結果は、武士の情で内緒にしてあげます)。その後は、リスナーの皆さんからいただいた質問に答える形で進めました。そこで多かったのは、タイガー・ウッズと青木功の両プロに関する質問でした。青木プロとは中学時代からの付き合いですから、誰もしらない昔話を交えながら彼の偉大さを。また、タイガーについては、メジャーの会場で目にした彼のプレーぶりを中心に、いくつかのエピソードを紹介しました。

 そして、番組の最後には、ゴルフを愛するリスナーの方々に、もっと深くゴルフを愛し、大切にしてもらいたいとの思いから、ルールブックの冒頭、「エチケット」の章に掲げられた次の一文、

他の多くのスポーツと違って、ゴルフはほとんどの場合審判員の立ち会いなしに行われる。また、ゴルフゲームは、プレーヤーの一人一人が他のプレーヤーに対しても心くばりをし、ゴルフ規則を守ってプレーするというその誠実さに頼っている。プレーヤーはみな、どのように競い合っているときでもそのようなことに関係なく、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである」

  などを紹介し、番組を終えました。

 本当に楽しい2度の放送でした。これにすっかり味をしめ、文化放送の関係者には、「また、やりましょう!」と訴えておきました。その日が来ることを楽しみにお待ちください。

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2007年5月 3日 (木)|固定リンク

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