2007年6月30日 (土)

全米女子オープン 2日目

第62回の全米女子オープンの2日目。初日のサンダーストームでの中断でサスペンデッドになった26組が、早朝からプレーをはじめ、そのまま第2ラウンドに入ったのですが・・・・。パインニードルズGCは、今日もサンダーストームに襲われました。

第1ラウンドの残りを消化し、第2ラウンドに午前の部でプレーをはじめた、日本の賞金女王。大山志保。今日は良いプレーを見せてくれました。第1ラウンドを1アンダーのスコアで終え、第2ラウンドでも好調を持続。16番を終えたところで、サスペンデッドになってしまいましたが、トータルイーブンパーは、暫定8位タイの位置につけています。

初の全米女子オープン挑戦となった、大山ですが、コースやこの雰囲気を楽しんでプレーしているようでした。番組の中でもインタビューに答えてくれていましたが、アイアンの調子も良いようなので、ひょっとすると・・・・大いに期待できるのではないでしょうか?

今日は2度の中断で早々とサスペンデッドになってしまい、155人中132人が第2ラウンドをホールアウト出来ずということになってしまいました。

大山と同じく、全米女子オープン初挑戦の横峯さくらも、宮里藍も第2ラウンドはスタートせずに翌日に持ち越しとなりました。

第2ラウンドを終え、上位60位タイ又はトップから10ストロークが予選通過となります。

日本の3選手は、予選は問題なく通過してくれるでしょう。

今回は気温も高く、非常に暑いのですが、そのために午後になるとサンダーストームがやってくるようです。

アメリカのツアーでは、この天気予報のシステムが非常にしっかりしていて、今日もテレビでご覧いただけたかと思うのですが、まだ雨が降ってくる前に”エアホーン”が鳴ります。

そして、その後、ほぼ必ず、サンダーストームがやって来るんです。このシステムの正確さには、毎回、感心してしまいます。

日本の気象予報システムにも、この精度を期待したいと思います。

さて、今年の全米女子オープンは、もうスケジュールが大幅に変更になっています。番組の構成も臨機応変に対応していかなくてはなりません。

このままでいくと、月曜日までトーナメントが順延していくような気がします。私の帰国もどうなることやら・・・

それでも、全米女子オープンをみなさんに楽しんで見ていただけるよう、がんばりますね!明日の早朝も是非、ご覧ください!

7月1日(日) 5時~8時 テレビ朝日系列

7月2日(月) 5時~8時 テレビ朝日系列

2007年6月30日 (土)|固定リンク

1946年に第1回大会が開催されたという歴史ある、全米女子オープンが開幕しました。

日本は、毎日暑いようですね。実はこちらも猛暑なんです。

もう夕刊紙などで、結果はご存知だと思いますが、宮里藍は、2オーバー。横峯さくらが1オーバーと検討しています。

昨年のこの大会では、初日が”濃霧”で中止になり、最終日に36ホールをプレーしたのですが、今年は・・・・

なんと、サンダーストームが来て、3時間30分の中断があり、第1ラウンドを26組がホールアウトできずにサスペンデッドになってしまいました。日本から参戦している大山志保もホールアウトできずでした。

今年の開催コースは、ノースカロライナ州・サザンパインズにある、PINE NEEDLES G.Cです。

名匠 ドナルド・ロスが1928年に設計したコースで、全米女子オープンは、過去2回、1996年(A.ソレンスタム)2001年(K.ウェブ)に開催されています。

男子の全米オープンのオークモントは非常に難しいセッティングでした。そこまでとは言いませんが、ここもかなりの難易度のセッティングだと思います。

とにかくラフが厳しいです。このラフに入ると非常に厳しいと思いますよ!

フェアゥエイも25ヤードから30ヤードと、見た感じは非常に狭くセットされています。

世界一のプレイやーを作るためのトーナメントなので、これらを克服することが重要なのでしょう。

技術だけでなく、精神力・体力とすべてを出し切ることが重要になってくるタフなトーナメント。さすがに”メジャー”です。

2日目の朝、6時半から第1ラウンドの残りがスタート。その後、第2ラウンドがスタートします。

日本時間では、早朝5時から8時まで、テレビ朝日系列で放送します。

宮里藍・横峯さくら・大山志保。日本からの3選手の戦いと世界のメジャーの舞台を存分にお楽しみください!

2007年6月29日 (金)|固定リンク

第107回の全米オープンが幕を閉じました。

会場のオークモントCCは、1903年、100年以上も前にピッツバーグ郊外に造られたゴルフ場です。

H.C.Fownes。“鉄”で財をなしたビジネスマンがゴルフに恋をし、「もっとゴルファーに厳しいゴルフ場を造ろう。ミスショットにはそれなりの罰が与えられなければならない。」というコンセプトでこのゴルフ場が生まれたのです。

アルゲニー川沿いの丘陵に、英国のリンクスのようなコースをレイアウトし、しかも高低差が20メートル以上もあるのです。

当初、350個あったバンカーの数は、一時、180個までに減ったが今年の全米オープンのために210個に増やしています。 また、このオープンのために5,000本以上の木を伐採し、オリジナルのデザインに近づけるとともに、運営上のスペースを確保したのです。

全米アマに出場できるくらいのゴルファーだったFownesだが、100年以上も前に、現代に通用するコースを設計したのだから、その先見の明というか、センスには敬意を表するしかありません。

タイガーをして、「オープンのコースで一番難しい。だが、公平である。」と言わしめる。それがこのオークモントCCの全米オープンなのです。

さて、過去41回のメジャーに出場、そして、何と12勝を挙げているタイガーであるが、最終日に逆転で優勝したケースはありません。

そして、今年もその“ジンクス”を破ることができなかったのです。

優勝したのは、アルゼンチンの37歳。A.カブレラ。最終日の今日は、1アンダーでプレーし、トータル、5オーバーでフィニッシュ。後続のプレーを待つ展開でした。

タイガーの18番のバーディパットが惜しくもカップの横を抜けた瞬間、アルゼンチンに初めての、全米オープンのチャンピオンが誕生したのです。

アルゼンチンのゴルフ場でキャディをしながらプロになり、1990年にプロ転向。欧州ツアーを中心に活躍し、3勝を挙げていますが、メジャーのタイトルはもちろんはじめてです。

練習日から毎日、40,000人以上のギャラリーがこのオークモントCCに来場していました。

このハードなコースの中で、世界のトッププレイヤーたちの素晴らしいプレーが繰り広げられていました。(とても苦労していたようですが・・・・・)

今年の全米オープンもやはり、感動的なエンディングが待っていたのではないでしょうか?

来年は、カリフォルニア州のサンディエゴにある、パブリックのゴルフ場。Torrey Pines GC が舞台となります。

さて、今週は”第62回 全米女子オープンゴルフ選手権”が開催されます。

私も明日から会場に入る予定です。

2007年6月25日 (月)|固定リンク

2007年6月17日 (日)

いよいよ最終日!

アメリカ、ペンシルバニア州のピッツバーグ郊外にある、オークモントCCで開催されている、”第107回 全米オープンゴルフ選手権”も3日目を終わりました。

3日目、復調してきたT.ウッズが、2バーディの1ボギーの69で、トータル4オーバーとスコアを伸ばしてきました。

第3ラウンドのタイガーは、ほぼ完璧なゴルフだったのではないでしょうか?ティショットはほぼFWをとらえ、ボギーとしてしまった最終18番まで100%のパーオン率でした。パッティングが非常に惜しいところでしたが、このグリーンでは仕方がないのかもしれません。

トーナメントリーダーは、豪州の若手、A.バデリー。今日はパープレーで通算、2オーバー、2位に2打差をつけてのリーダーです。

A.バデリーは、1981年3月生まれの26歳。18歳で豪州オープンをアマチュアで制覇。翌年プロ入りし、豪州オープンを連覇。その後、欧州ツアーに参戦し1勝を上げ、2003年からアメリカツアーに出場しています。昨年、アメリカツアーで初優勝を上げ、今年も優勝し、アメリカツアー2勝目をあげ、今季はここまで絶好調です。しかしながら、全米オープンでは過去予選通過もなく、初の予選通過が最終日をトーナメントリーダーで迎えるということになりました。

それも、あのT.ウッズとの最終組。素晴らしい展開になりました。

5オーバーには、J.ローズ・P.ケーシー・S.エイムズ・B.ワトソンと続いており、6オーバーにも、昨日までのリーダー、A.カブレラ・S.ストリッカー、そして、全米オープンの歴代優勝者でもある、J.フューリックがつけており、このオークモントCCでは、まだまだ全く分からないと思います。

さて、今日素晴らしいプレーを見せてくれた、T.ウッズですが、番組の中でもお伝えしていたのですが、過去、彼は41回のメジャーで12勝という驚異的な勝率を誇っているのですが、いずれも3日目を終え、トップかトップタイで最終日を迎えています。つまり逆転優勝がないというのです。

しかし、このオークモントCC。そして全米オープン。そんなジンクスなど関係ないでしょう。

きっと最終日。素晴らしいトーナメントを見せてくるのではないでしょうか?

タイガーが勝てば、メジャー13勝目。バデリー他、上位陣にはメジャーチャンピオンが少なく、今年の全米オープンも最後の最後まで勝負は分からないのではないでしょうか?

最終日の模様は、テレビ朝日系列で、朝の5時から終了までお届けする予定です。

日本では、月曜日の早朝になりますが、是非、ご覧ください。

2007年6月17日 (日)|固定リンク

第107回の全米オープンもいよいよ決勝ラウンドです。

戦前の予想通り?の難コースに各選手は大変、苦労をしているようです。

片山選手がインタビューで言っていたように、本当にテレビでお見せしている以上に難しいと思います。グリーンは乾いて、より早く、固くなっていますし、アンジュレーションもかなりのものです。さすがに”全米オープン”。ゴルフの技術だけでなく、精神力も試される、そんなトーナメントがメジャーなのかもしれません。

予選2日間が終わり、アンダーパーの選手はいなくなりました。

トップにたったのは、イーブンパーで、A.カブレラ。アルゼンチン出身のプロで、現在は主に欧州ツアーで活躍しており、欧州では3勝をあげています。1打差の2位には、アメリカツアーNO.1の飛ばし屋。B.ワトソン。とにかく300ヤードを軽く超える飛距離が武器なのですが、ショートゲームも非常にうまく、今回は安定したプレーで2位につけています。

注目のT.ウッズは、なかなかエンジンがかからず、5オーバーの13位タイ。また、昨年のリベンジを果たしたかった、P.ミケルソンは惜しくも11オーバーで予選落ちとなってしまいました。

5人が挑戦した日本選手でしたが、片山晋呉が6オーバーの19位タイで唯一の予選通過。米ツアー組の今田竜二、日本の予選から勝ちあがった、横尾要・谷口徹・増田伸洋はともに予選落ちとなってしまいました。しかし、この難コースを経験したことは、今後の日本のツアーでもきっと役にたつのではないでしょうか?”メジャーの経験”を是非とも日本のツアーで生かして欲しいものです。

今日からの決勝ラウンドには、10オーバーまでの63名が進みます。

このオークモントCCでは、4打差、5打差はまだまだわからいと思います。

今日、土曜日は天候もまずまず。”MOVING SATURDAY!”となってタイガーが伸ばしてくるのか?または誰かがやってくるのか?これからの2日間も目が離せません!

日本では、6時から生中継でお届けする予定です。お楽しみに!

2007年6月16日 (土)|固定リンク

第107回の全米オープンの第2ラウンドがスタートしています。

今日も天気は晴れ。少し暑いくらいの陽気です。

初日の第1ラウンドの成績はもうご存知だと思いますが、どんな難コースであれ、アンダーパーでラウンドしてくる選手がいるのには、さすがに世界のレベルの高さを感じます。

テレビでご覧いただいた方にも、このコースの難易度はある程度、ご理解いただけるとは思いますが、実際に見ていると・・・・・

もう難しいという言葉だけでは、足りないくらいです。

その中で最高のパフォーマンスを見せてくれる。まさに”メジャー・全米オープン”という感じです。

ミケルソンはやはり、まだ手首の調子がいまひとつのようです。それでもスタートの3時間以上前に練習場に入り、念入りにショートゲームの練習をしていました。

日本選手は、片山晋呉が、2オーバーと検討しています。今年の彼は予選は通過してくれるのではないでしょうか?

タイガー・ウッズもあまり調子はよくないようです。それでも初日トップを3差の5位スタート。”タイガーならきっと・・・・”と思わせるところがやはり彼のすごいところでしょう。

さあ、これから少しコースを見てきます。そのあとは、もちろんテレビでお会いましょう!

こんな感じで実況しています。

青木功さんの名調子!?お楽しみに!

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2007年6月15日 (金)|固定リンク

2007年6月14日 (木)

全米オープン 開幕!

今年で107回目を迎える”全米オープン”は、先ほど第1ラウンドがスタートしました。

会場のオークモントCCは、もう日本の新聞でもだいぶ報道されているように、過去7回の全米オープンを開催しており、今年で8回目という、最多開催回数を誇ります。

難易度が高いことで有名なコースですが、今年は今までにも増して難易度は高いようです。

ティの位置を変えて使用することにもなるようですが、8番のパー3は、288ヤードというロングパー3です。又、12番のパー5では、後ろのティの場合667ヤードになります。

ラフの長さも3種類で、一番長いラフでは13cmになるようです。

とにかく、狭いフェアゥエイ・長く、厳しいラフ。固く、早いグリーンと、全米オープンらしいセッティングではないでしょうか?

やはり”メジャー”は何事も中途半端ではありません。

今年は、日本選手は5名が出場しています。

昨年の日本の賞金王の片山晋呉。現在、米ツアーに参戦しており、昨年の上位で自力で出場権を獲得してきた、今田竜二。

日本で開催された予選会を勝ち抜いた、横尾要・谷口徹・増田伸洋の3選手。

是非とも、がんばってもらいたいものです。

今年は、第1ラウンドから、日本の皆様に全米オープンをご覧いただきます。

6月15日(金) 5時~8時   16日(土) 5時~8時

いずれもテレビ朝日系列で放送です。

お楽しみください!

2007年6月14日 (木)|固定リンク

2007年6月13日 (水)

関東アマを終えて思うこと

日々の報道で、みなさんもご存知のことと思いますが、今年の関東アマは“ハニカミ王子・石川遼”で大変な状況になっていました。

例年は、関係者と出場選手の家族、友人くらいしか観戦していない競技ですが、アマチュアの競技会としては、関東ゴルフ連盟主催の公式競技会です。上位の29名が来月の日本アマチュアゴルフ選手権に出場する権利を獲得することが出来ます。

さて石川君の結果は、ご存知の通り、9オーバーの8位で、日本アマへの出場権を獲得、これはそれなりに立派な成績だと思います。

さて彼に関しての報道について考えてみたいと思います。
1. スポーツと芸能の区別をつけて欲しいのです。
2. 常識をベースに取材をすべきではないのかと思います。

例えば同伴競技者にマイクを仕込んで、声を録音しようとした事や、競技中にヘリコプターを低空飛行させるなど、ゴルファーの立場から考えると非常識にもほどがあるのです。

又、今回の競技会を主催していた、関東ゴルフ連盟のマスコミに対する対応の甘さも、このような問題を起こしたのではないでしょうか?

関東ゴルフ連盟としては、少しでもゴルフの啓蒙になるのであれば、という事で取材を許可し、取材のルールを配布していたようですが、運動記者クラブ及び記者クラブのゴルフ分科会、ゴルフジャーナリスト協会などのゴルフ専門の人間だけに取材を許可し、その他のメディアには、コース内の取材などを許さず、共同会見のみにするなどの「規制」をすることもできたのではないか?もちろん、ここまでの騒ぎは予想していなかったのでしょうが、ゴルフ連盟なのですから主催者としての確固たる姿勢がもう少し見えて欲しかったと思います。

毎日のように、テレビや新聞、そして雑誌等で大きく扱われることは、ゴルフ界にとってとても良いことだと思います。しかし、ゴルフの本質とは逸脱している報道も多く見られました。
この競技会の意味であるとか?順位であるとか?

同じ高校の薗田選手が第1位だったことで、最終日には一緒に共同会見をしていたようですが、薗田選手の報道を全くしないメディアも見られました。
薗田くんも高校3年生で、関東アマを制したのは、とても素晴らしいことです!(それもただ一人のアンダーパー。3アンダーでの1位です。)

アマチュアの競技会とプロのゴルフトーナメントでは、その開催の意味や意義が全く違います。
プロのトーナメントは、主催社のPR活動の一環であったり、テレビ番組のコンテンツとしての意味が大きくあります。

そのために、良い取材をしてもらい、少しでも多くの記事やニュースにしてもらう必要があるのです。また、ギャラリーの方に一人でも多く来場していただき、トーナメントを観戦してもらう意味と必要があるのです。

確かに、今の男子ツアーには、石川遼選手以上に魅力のある選手がいないのも事実なのですが、プロのゴルフトーナメントとは、そういう意味で開催をしているのです。
ただ、優秀なアマチュァ達により経験を積むチャンスを与える為に数名ずつ出場資格を与えるトーナメントも多くなっています。

しかし、アマチュアの競技会は、純粋な「競技会」であるはずなのです。
過剰な新聞報道、テレビ番組での興味本位の取り上げ方、そういうものが必要なのか?どうか?もう一度、考えるべきではないでしょうか?

日本アマでは、今回の関東アマ以上の大騒ぎが予想されます。
日本アマチュアゴルフ選手権は、文字通り、日本一のアマチュアを決める歴史と伝統のある大会です

過去のチャンピオンの名前をみれば、いろいろな事が偲ばれます。
日本のゴルフの歴史が刻まれているのです。

もし中部銀次郎さんがご存命でしたら、石川君についてどんなことを思うか伺ってみたいものです。 きっと苦笑いしながらも、「いやぁ大したもんだね。でもゴルフが分かってくるのはこれからだよ。 でも勝ったことは本当に見事だね。」とでも仰るのでしょうか・・・・・。

いずれにしても日本のゴルフ界の指針を示していく義務のある日本ゴルフ協会が主催する大会です。主催者の厳正なる、競技会運営を期待したいと思います。

私は、石川選手がマンシングで優勝した直後のこのブログで、「彼のこれからの成長を見守る余裕をもって対応していって欲しいと思います。」ということをお伝えしたと思います。
その言葉を、今一度、多くの方々にお伝えしたいと思います。

ヒーロー探しが一つの仕事になっている日本のスポーツ界、石川選手は、まだ高校1年生です、これから先に長い道のりがあるはずです。

周囲の騒ぎを楽しむかのように、平静を保ち、プレーし、インタビューに答える彼の姿は大したものです。

最後に、
過去世界のスポーツ界でどれほど優秀な若い選手たちが、本人の、家族を含めて周囲の勘違い、そしてその時に売れればいいメディア、契約をしたい業界の騒ぎの中でいなくなっていったことでしょう。

浅田真央が15歳だったからオリンピックに出られなかった意味を、もう一度思い出してしまいました。

ただ、本物のヒーローはそんな事の全てを弾き飛ばし、笑い飛ばし、痛快に階段を駆け上って行くでしょう。

願わくば石川 遼君にその星が備わっていますように・・・・・。

どきどきしながら、そうなって欲しいと心から願いながら見守っています。

2007年6月13日 (水)|固定リンク

2007年6月12日 (火)

全米オープン

 

サントリーレディスを終えてホッとする間もなく、成田から機上の人に。そして、アメリカに入国するや、今年の全米オープンの会場、オークモントCCに近いピッツバーグにやって来ました。

 今年の全米オープンの優勝争いは、やはりタイガー・ウッズとフィル・ミケルソンの二人を軸に展開されるのでしょうか。

 個人的に注目しているのは、ミケルソンです。昨年の全米オープンは、ジェフ・オグリビーが制した大会というより、フィル・ミケルソンがほぼ手中にしていたタイトルを逃した大会、として記憶されている人が多いことでしょう。昨年は、ミケルソンが最終72ホール目に思わぬミスを連発。結果、ダブルボギーを叩き、念願の全米オープンのタイトルを逃したのでした。

ミケルソンは、昨年の大会前、タイガーよりも多くの回数、開催コースのウィングドフットを訪れ、入念な練習ラウンドを行いました。全米オープンに対する執念の程がよく伝わるエピソードでした。ところが、今年はさらに多くの時間を費やして、オークモントで練習を重ねてきたようです。ところが、そこでラフからのショットを打ちすぎたとかで、左手首に違和感を覚え、2週前のメモリアル・トーナメントでは初日の途中で棄権するはめになってしまいました。

本人の弁によれば、「手首の故障は初めてなので、どうなるか不安だ」ということでした。さて、今年の全米オープンをどんなコンディションで迎えるのでしょうか。

 とにかくミケルソンにとっては、昨年のトラウマが大きかっただけに、全米の悔しさは全米で晴らすしかない、といった思いで臨むはずです。そのために、シーズン途中からコーチをブッチ・ハーモンに換えたのでしょう。すべては、このタイトルのためです。

 タイトルを手にするためのカギは、今年も硬く高速にセッティングされたグリーン上のプレーになるはずです。アプローチとパッティングの精度を中心に有力選手の好・不調を占うと、面白いかもしれません。

今年もテレビ放送は、テレビ朝日系で初日から中継します。

予選ラウンドの中継(15日、16日)は午前5時~8時。決勝ラウンドの17日は午前6時~9時。そして、最終日は午前5時~8時(試合展開により延長あり)の予定です。どうぞ、お楽しみに。

 

2007年6月12日 (火)|固定リンク

最終日の今日は、天気には恵まれました。昨日の雷雨は関東へ行ったようですね。

3日目を終え、トーナメントリーダーは、中国のチャンナ。2位に8打の差をつけての最終日でした。

追い上げる日本勢。今年、ルーキーながら好調の原江里菜が、ノーボギーの65でラウンド、トータル6アンダーに。そして昨年の賞金女王・大山志保が、1イーグル、5バーディ、2ボギーの67。トータル7アンダーと猛追です。

先週、優勝の上田桃子も今日は67のラウンドで、5アンダーまでスコアを伸ばしてきました。

初優勝を狙う、チャンナ。さすがに今日はプレッシャーからか思うようにスコアが伸びず、スタートの1番でバーディを奪うものの、その後は2ボギーと苦しい展開。しかし、昨日までの貯金が効いたのか?猛追する日本勢を振り切り、10アンダーでフィニッシュ。2位に3打の差をつけ、見事に初優勝を飾りました。

中国のチャンナの優勝は、自身の初優勝だけでなく、中国人として、日本ツアー初優勝ということになります。

1982年12月4日、中国の北京で生まれ。18歳までは陸上の選手として、砲丸投げと槍投げをしていたようです。

その後、ゴルフに転向。中国のツアーでは、5戦で3勝。2位2回という圧倒的な強さで昨年の日本のQTを受験し、見事に今年からの日本ツアー参戦を獲得しました。

そして、9戦目のこのサントリーレディスで初優勝を飾ったのでした。

ウィニングパットを決めた後、大勢のギャラリーに丁寧に頭を下げていたシーンが印象的でした。3年くらいは日本でがんばり、将来的にはアメリカツアーに参戦したいと言う彼女。これからの活躍も楽しみです。

サントリーレディスでは、以前よりアマチュア選手の参加を多く受け入れており、また、2002年からは、アジア・太平洋の各国を中心に海外の優秀なアマチュア選手の招聘を行っていました。そういう意味からも中国のチャンナ選手が中国人として日本のツアーに初優勝するというのは大きな意味を感じます。

そして、今大会のベストアマチュアですが、日本の森田理香子・森桜子と韓国の実力者、リュー ソーヨンの僅差の争いでしたが、リュー選手がイーブンパーの19位タイで獲得しました。今大会もアマチュア選手の活躍も見事だったと思います。

それにしても、今日の各選手の追い上げは見事だったのではないでしょうか?大差でトップを走るトーナメントリーダーがいても、”必ず追いついてみせる!”という気迫のプレーが多く見られました。その結果が、5アンダーや7アンダーというビッグスコアを生んできたのではないでしょうか?

このようなプレーができることは本当に大事だと思います。日本の女子ツアーはますますレベルアップし、そして素晴らしいトーナメントを見せてくれることでしょう。

今日の最終日には、昨年を上回る9300人以上のギャラリーの方が会場に応援につめかけてくださました。また毎日、多くのボランティアの方々の努力もありました。ゴルフ場のスタッフの方々、主催者のスタッフの方々、毎日、朝早くから夜遅くまで本当にありがとうございました。今年もみなさんのおかげで素晴らしい大会となりました。

さあ、私は明日から全米オープンのために渡米します。

全米オープンも楽しみにしてくださいね!

2007年6月10日 (日)|固定リンク

第3ラウンドの今日は、少し大変な一日になってしまいました。

上空に寒気が流れ込んだ影響で雷雲が発生し、時折強く降る雷雨となってしまいました。そのためにトーナメントは、10時に一旦、中断し、1時間19分後の11時19分に再開しました。

今の季節なので、日没にはかからず、全組ホールアウトできたのですが、今日はテレビ中継が生放送だったので、その辺が少し予定通りにはなりませんでした。

トーナメントの場合、テレビ中継に合わせたスタート時間を組むことになります。今日は15時から15時55分までの生放送だったので、最終組が、15時55分前後にホールアウトするようにスタート時間を決めていました。

テレビの放送時間を変えるわけにはいかないので、この119分間の中断で、放送時間に中継ホールにどの組が入ってくるのか?また、最終組はどの辺でプレーをしているのか?いろいろなことを想定して、中継方針を変更していくことになります。

今日のテレビをご覧いただいた方には、少し不満の残る結果だったかもしれませんが、放送時間内に全組がホールアウトできないので、今日はご勘弁ください。それでも上田桃子、大山志保の組を最終組想定とした中継でご覧いただきました。また、今日スコアの伸ばしてきた、日本のアマチュア、森田理香子や森桜子の若い選手もご覧いただけたのではないでしょうか?

ゴルフトーナメントでは、天候による今日のようなアクシデントはつき物です。その状況の中で臨機応変に対応していくことが、トーナメントプロデューサーとして必要になります。

中断している際の選手の動向、ギャラリーへの配慮、主催者などの大会本部での事情説明など・・・・もちろん、ゴルフ場との打合せなどなど、いろんなことをまとめてトーナメントを成功させるのが私の仕事なのです。

さて、トーナメントは、昨日までのトーナメントリーダーのチャンナが今日もスコアを三つ伸ばし、11アンダーと独走状態です。

2位には、3アンダー(なんと・・・8打差)で、諸見里しのぶと不動裕理。2アンダーには、大山志保と西塚美希世がつけています。

チャンナは、今年から日本のツアーに参戦している、いわばルーキーです。普通であればセーフティリードでしょうが、彼女の感じるプレッシャーはかなりのものでしょう。

もちろん、不動や諸見里は攻めてくるに違いありません。最後まで何があるかわからないのが”ゴルフトーナメント”です。

明日の最終ラウンドもお楽しみに!

テレビ放送時間

16:00~17:25 フジテレビ系列全国ネット

2007年6月 9日 (土)|固定リンク

We Love KOBE サントリーレディスオープン2007の予選ラウンドが終わりました。

この大会は女子では、公式戦以外では数少ない4日間競技のため、木曜・金曜の2日間が予選ラウンドになります。120名の選手が出場し、上位60位タイまでが明日からの決勝ラウンドに進出することになります。

やはり、4日間競技では、体力はもちろんのこと、精神的にもタフでなければなりません。そういう意味でも4日間競技は真の実力が発揮されるのではないでしょうか?

男子の高校生アマチュア、石川遼選手が関東アマ出場で、マスコミを賑わしていましたが、このトーナメントでは、以前から私の呼びかけで、アマチュア選手に注目していました。もちろん、宮里藍や横峯さくらもアマチュア時代から参加していたんですよ!

そして、数年前からアジア、太平洋地区を中心に、各国のアマチュアのゴルフ協会へ優秀なアマチュア選手の出場を呼びかけています。今年も5人が出場してくれました。もちろん日本のアマチュアも6人出場しています。アマチュア選手は11名が出場し、5名が予選を通過して決勝ラウンドへ進出しています。

さて、予選2日間を終え、トーナメントリーダーは、8アンダーで、中国のチャンナ。

珍しい中国の選手ですが、現在26歳。昨年のQTで10位に入り、2007年度のツアー出場権を獲得しています。

18歳からゴルフをはじめ、2005年には中国のゴルフトーナメントで全5戦中、3勝と圧倒的な強さを誇っていたようです。

今年から日本のツアーに参戦していますが、フジサンケイレディスでも優勝争いをするなど、実力をつけてきています。あと2日ありますが、ツアー初優勝なるか?

2打差の6アンダーには、諸見里しのぶ。会場の六甲国際ゴルフ倶楽部で練習をしているという”地元の利”でスコアの伸ばしてきています。

3アンダーの3位タイには、前週惜しくもプレーオフに敗れましたが、今季1勝と復活の兆しの不動裕理。終盤に崩れましたが「悪い部分が2日目に出たのでよかったのかも?」と前向きなコメント。実力者だけに残り2日間あるのは、ある意味強いかもしれません。

そして、2アンダーの4位に韓国から参戦してくれたアマチュアの柳(Ryu,So-Yeon)。

彼女は世界で活躍する韓国女子ゴルフ界のアマチュアのエース的選手です。

今年3月に行われた、「クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子アマチュア招待 ゴルフチーム選手権」で、個人・団体の金メダルを獲得している実力派です。

予選ラウンドを終え、58位タイまでの69名(プロ64名・アマ5名)が決勝ラウンドに進出しました。

さあ、明日からの決勝ラウンド。まだ2日間、36ホールありますから、誰が抜け出てくるのか?まだまだわかりません。

少し天気が心配ですが、何とか大丈夫でしょう!

このサントリーレディスオープンでは、主催社がサントリーということもあり、ギャラリープラザは非常に充実しています。神戸南京町をはじめとした”ご当地グルメ”やファーストキッチン、サブウエイといったお店まで出ているんです。もちろん、ハーゲンダッツのアイスクリームもありますよ!

また、ゴルフパークでは、子供たちに人気のスナッグゴルフ体験教室や、パーターゲーム、ワンポイントレッスンや試打会など遊べるエリアも充実しています。

お近くのかた・・・(関西地区の方かな?)は是非、会場へ足を運んでみてください。

明日、土曜日からテレビ放送(地上波)がはじまります。

6月9日(土)  15:00~15:55 (生放送)

6月10日(日) 16:00~17:25 (VTR放送)

いずれも、フジテレビ系列28局ネットです。

もちろん、私がトーナメントの面白さをわかりやすくお伝えいたします。

お楽しみに!

2007年6月 8日 (金)|固定リンク

JCBクラシック2007。大混戦の今年の大会は、最後まで熱戦が繰り広げられました。

2打差のトーナメントリーダーでスタートした平塚哲二。スタートの1番でボギーが先行。追いかける、近藤智弘がバーディスタートで、早くも追いつく展開で始まりました。その後、3番でボギーの近藤は4番、5番の連続バーディで13アンダー。同じく5番で平塚もバーディで13アンダーとすると2人の一騎打ちの様相でした。

バックナインに入ると、韓国の若手、イ・スンホが、11番から4連続バーディと追撃をはじめ、前日63のベストスコアを出した小山内護や、矢野東と言ったところがスコアを伸ばし、まさに”大混戦”。13番でボギーと一歩後退?と思われた、近藤は、14番から圧巻の3連続バーディでスコアを15アンダーまで伸ばします。一方、平塚は、16番のパー3でまさかの池。このホールダブルボギーで勝負は決まった感じでした。

上がり2ホールを連続ボギーとしてしまったものの、近藤智弘は13アンダーで、ツアー通算3勝目を飾りました。

「あがりの連続ボギーは少しカッコ悪かったけど、勝ちは勝ちです。!これからも4勝、5勝と目指してがんばります。」とコメント。

1打差の2位には、韓国のイ・スンホ。JCBアグレシッブプレイヤー賞(JCBギフトカード200万円)を獲得。その他に小山内、小田孔明、矢野東の4人。

2週連続優勝を狙った平塚哲二は、上がりの3ホールで4オーバーと乱れ10アンダーの7位タイ。

今大会の「JCBアマチュアチャレンジ」を勝ち抜いて本戦出場し、見事に予選を突破した早稲田大学の中島徹くん。トータル1オーバーは、39位タイで見事ベストアマに輝きました。

今年から舞台を、J.ニクラウス設計の花の杜ゴルフクラブに移しての本大会。素晴らしいトーナメントだったのではないでしょうか?

テレビでは、応援団長として小倉智昭さんをお迎えし、水巻プロの解説とともに賑やかに、そして楽しく、熱戦をお伝えしたつもりです。ご覧いただけましたか?

さあ、JCBクラシックも無事終了しました。今週は、女子のサントリーレディースに行きます。もちろんテレビでもお目にかかりますが、トーナメントの運営もしていますので、明日から現場に入る予定です。

それでは、これからもゴルフトーナメントを楽しんでください!

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2007年6月 3日 (日)|固定リンク

2007年6月 2日 (土)

JCBクラシック 3日目

JCBクラシック 2007 3日目が終了しました。

大混戦の中、第1組でスタートした、小山内護が今日だけで8アンダー。トータル9アンダーで5位タイと優勝争いに加わってきました。

J.ニクラウスの設計による花の杜ゴルフクラブは、アンジュレーションにとんだグリーンと造形美で非常に美しいコースです。今日は天候も良く、絶好のゴルフ日和となりました。

3日目を終え、トーナメントリーダーは、2週連続優勝を狙う、平塚哲二。今日も5アンダーとトータル13アンダーは単独のトップです。

「2週連続優勝を狙えるのは僕だけなので・・・・」と好調を持続しているようです。

トップと2打差の11アンダーには、冨田雅哉と近藤智弘。10アンダーには小田孔明。   9アンダーには、小山内、矢野東と続いています。

明日も天候は良さそうなので、どんな戦いが見られるか?やはり最終組の3人。「平塚・冨田・近藤」の争いでしょうか?私は平塚の2週連続優勝濃厚!と予想していますが、はまれば爆発的なスコアが出る可能性もあるコースなので、まだまだわかりません。素晴らしい最終日の戦いを期待したいと思います。

さあ、明日の最終日。第1組は7時15分スタートです。最終組は10時30分スタートの予定です。

テレビ放送は、今日に引き続き、水巻善典プロとお伝えします。そして、応援団長の小倉智昭さんもお迎えし、賑やかに、そして楽しく、素晴らしいゴルフトーナメントをお伝えしたいと思います。お楽しみに!

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最終日放送時間  16時05分~17時35分 フジテレビ系列全国26局ネット

大会の詳細はホームページをごらんください!  

2007年6月 2日 (土)|固定リンク

初日が雷雨でサスペンデッドとなった”JCBクラシック2007”。2日目の今日は、第1ラウンドの残りを6時40分から再開し、その後、第2ラウンドを続けて行うことになりました。長丁場になりましたが、無事予選ラウンドを終了し、141ストローク・1アンダーまでの60名(ツアープレイヤー59名、アマチュア1名)が明日からの決勝ラウンドに進出しました。

トップにたったのは、8アンダーで3人。2週連続優勝を狙う、平塚哲二と近藤智弘、小田孔明。1打差に韓国の若手、イ・スンホ。2打差の6アンダーには、片山晋呉、宮里優作、檜山敏行、今日、11番でホールインワンを達成した、W.パースキー、冨田雅哉、上田成人の6人。3打差に17人がひしめく大混戦です。

明日からの決勝ラウンドが楽しみです。

放送時間は、宮城県地区は、13時~14時25分が第一部。14時30分~15時50分は、フジテレビ系列で全国ネットです。(一部放送時間の異なる局があります。関東のフジテレビでは、深夜の1時45分からの放送になります。)

14時30分の放送からお話せていただく予定です。

大混戦の今年の”JCBクラシック 2007” お楽しみに!

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2007年6月 1日 (金)|固定リンク

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