第35回 フジサンケイクラシックがはじまりました。

結果はもうご存知だと思いますが、トップは4アンダーに谷原秀人など4人。アンダーパーが14人と、厳しいピンポジションの中、まずまずの初日ではなかったかと思います。

注目のアマチュア、石川遼は、1アンダーで7位タイと素晴らしいスタートを切りました。

初日から大勢のギャラリーのつめかける中で、深堀圭一郎・宮里優作と言う、トッププロとのペアリングで、最初こそ、少し緊張していたようですが、徐々に思い切りの良い彼らしいゴルフを見せてくれました。

そんな中での1アンダーは、素晴らしいの一言です。

本人自身は、まだまだ満足していないようですが、ツアー2戦目で、このような注目の中でのプレーとして、最高の滑り出しといえるでしょう。

ディフェンディングチャンピオンの片山晋呉は、石川と同じく1アンダー。今日の難しいピンの位置で初日アンダーパーで終われたことは良かったと言う様に、大会2連覇へ上々の滑り出しです。

フジサンケイジュニア優勝のアマチュア、薗田峻輔。10番からのスタートで、一時は5オーバーとスコアを落しましたが、後半、盛り返し、2オーバーの42位タイです。

ショットの調子が良いようなので、明日の巻き返しに期待ができるでしょう。

天気予報の悪い中、1300人を超えるギャラリーが朝からつめかけてくれました。

いつもの初日の雰囲気とあきらかに違う、ほどよい緊張感のある初日でした。勢いのある若い、アマチュア選手とそれに胸を貸すようなプロの堂々としたプレーぶりは、本当にいつものトーナメントとは、一味違う感じでした。

人気がいまひとつ低迷している男子ツアーですが、今年のフジサンケイクラシックは、ちょっと違いますよ!

明日の第2ラウンドは、今日と同じペアリングでスタートします。

片山晋呉は、7:40。石川遼は、7:50。のスタートです。

明日もフジテレビで放送しますので、お楽しみに!

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2007年8月30日 (木)|固定リンク

2007年8月29日 (水)

フジサンケイクラシック

さあ、いよいよ”第35回 フジサンケイクラシック”が始まりました。

今日は、恒例のプロアマトーナメントが開催されています。

ここ富士桜カントリー倶楽部では、朝のうち濃い霧でしたが、何とか無事にスタートしています。

明日からのチャンピオンシップを前に楽しいひと時です。

(プロアマトーナメントの模様は今週の土曜日にフジテレビで放送します。)

今年のフジサンケイには、史上最年少でツアー優勝を飾った、石川遼くんがツアー2戦目に挑戦です。

連日、念入りに練習ラウンドをこなしており、この大会での活躍も期待できるでしょう!

昨日、予選ラウンドの組合せが発表されましたが、石川くんは、深堀圭一郎・宮里優作とのペアリングになりました。

また、この大会では、ジュニアゴルファーなどのアマチュアゴルファーへの出場チャンスを与えてくており、今年は過去最高のアマチュアメンバーがそろったのではないかと思います。

今年の関東アマを制し、サンケイジュニア優勝の石川くんの先輩にあたる、薗田峻輔。

日本アマのチャンピオン、小林伸太郎。昨年のフジサンケイのローアマ、永野竜太郎。

そして、ナショナルチームメンバーの伊藤勇気の5人のトップアマが挑戦してきました。

もちろん、ディフェンディングチャンピオンの片山晋呉はじめ、谷口徹、先週のトーナメントで優勝した、宮本勝昌など、トッププロもほとんどが参加しており、秋のビッグトーナメントの開幕にふさわしいトーナメントになりました。

明日の第1ラウンドは、7時20分スタート。

注目の組のスタート。片山晋呉は11:55。石川遼は12:05。ともに10番ティからのスタートになります。

2007年8月29日 (水)|固定リンク

同じプロゴルフ・トーナメントと言っても、男子と女子ではファンの見方、ファンが求める魅力は異なるようです。

女子のトーナメント会場に足を運ぶファンには、競技(=優勝争い)そのものよりも、どちらかというとエンターテイメント性を期待する人が多いのではないでしょうか?

ルックスやファッション、あるいは、若いホープのハツラツとしたプレー。もちろん、そうしたプレイヤーがいいプレーをして、優勝争いに加われば、これ以上ない喜びとなります。

ゴルフに限らず、卓球、バドミントン、ビーチバレー等々、最近観客を増やした女子の競技はすべからくそうした要素が加わったからでしょう。

一方、男子のトーナメントを観戦するファンの多くは、エンターテイメント性というよりも、やはり競技、アスレティックな魅力を堪能したくて来場するのではないでしょうか。

強いプレイヤーたちによる白熱した優勝争い以上に、ギャラリーを喜ばせることはないのでは・・・・。

そして、一般アマチュアが憧れるヘッドスピードの速さとか、途方もない飛距離、アイアンの切れ、スピンが効いてグリーン上でややバックスピンして止まるボール、まっすぐカップに向うアプローチ・・・・・。

そうした、ダイナミックなプレーが、男子トーナメントの何よりの魅力なのです。

昨今、男子ツアーの人気が低迷しているのは、この点でファンに足を運ばせるような、いつもいつも魅力的なプレーを見せてくれる選手がいなくなったからに他なりません。

そこに今年登場したのが、「石川遼くん」でした。

彼の魅力は、ルックスだったり、発言の内容だったり、いろいろあるのでしょう。

しかし、何と言ってもプロのトーナメントに初めて出場した試合でいきなり優勝してしまうという、とてつもない実績が一番の魅力です。

しかも、そのプレーが300ヤードに迫るロングドライブなど、計り知れない才能、将来性を感じさせるものでした。だから、同世代のジュニア達は憧れ、年配の世代にも、機会があれば是非間近に見てみたいと思わせたのです。

その石川君が、今週の”第35回 フジサンケイクラシック”に出場します。

ツアー2戦目で、果たしてどのようなプレーを、あるいはどんな優れた才能を見せてくれることでしょうか。

トーナメントプロデューサーとしては、彼目当てに来場される大勢のギャラリーや報道陣に対する対応など、対処すべき問題は多くありますが、そうした悩み以上の楽しみがあります。

石川君は、競技に出るたびに、一挙手一投足に加え、一言一句もメディアに報じられる大変な立場です。

それでも頼もしいのは、彼はそうした状況を苦とする風もなく、逆に楽しんでいるかのようなことです。

実際これまでも、大ギャラリーにプレッシャーを感じるどころか、「僕を見に来てくれて人に喜んでもらえるよう、バーディをたくさん取りにいきます。」といった発言を笑顔で発しています。

なかには、「メディアから守ってあげるべき」とか、「しばらくは、そっとしてあげるべき」といった声も聞かれますが、(以前にもここで書きましたが)私は何も気にしなくていいと思っています。

例えば、タイガー・ウッズがそうだったように。例えば、宮里藍がそうだったように。

いずれスターになるプレイヤーは、周囲がいかに騒ごうが、干渉しようとしようが、逆に保護しようと考えようが、ほとんど影響されることはない。周囲の騒ぎに関係なく、自分が今すべきことに集中できる人間であり、夢を着実に実現していく人間なのです。

我々は、喧騒の中を力強く成長していく (もちろん、時には挫折も味わうことでしょうが・・・)石川君の姿を率直に楽しんでいればいいのでしょう。

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2007年8月26日 (日)|固定リンク

暑さもやわらいで、爽やかな高原の気候、そして晴天に恵まれた最終日。

2位に4打差をつけて、横峯さくらが最終日スタートしていきました。

初日、2日目をイーグルでスタートした、1番ホール。今日はイーグルはならなかったもののバーディスタート。

一時は、15アンダーまで、スコアを伸ばし、パー73のコースでの最小ストローク記録を作るかに思える快調なペースで進んでいきました。

終盤の17番、18番で惜しくもボギーとし、トータルスコアは、13アンダー。それでも2位に2打差の完全優勝。

今季2勝目。通算7勝目の見事な優勝でした。

2位には、今日67の6アンダーでラウンドし、トータル11アンダーで、大山志保が入りました。

現在の賞金ランク上位3名が欠場した、今大会で、賞金ランク4位と5位の選手が、ワンツーフィニッシュ。(横峯は、この優勝で3位に)

はっきりと実力の出たトーナメントだったと思います。

セント・アンドリュースの全英女子オープンで7位と活躍した、佐伯三貴が8アンダーの4位タイ。先週の軽井沢で優勝をした、福嶋が3位と、本当に実力が上位に顔を揃えました。

女子ツアーもいよいよ後半戦に入ります。

これからも目が離せない日本の女子ツアーですね。

このCATレディースをはじめた10年ほど前には、距離も長く、非常に難易度の高いコースと言われていた、大箱根カントリークラブですが、選手のレベルがあがって来ているのでしょう。ここまでスコアが良かったのには驚きました。

大箱根の最初の年は、3アンダーが優勝スコアだったんです。

これからも彼女たちには、素晴らしいプレーを見せてもらいたいと思います。

そして、この大会の大きな特色のひとつでもあります「優勝副賞」のCATのミニ油圧ショベル。過去に優勝した選手にも、とても評判で、所属コースやお世話になっているゴルフ場などに寄付をして活用してもらっているようです。

木村敏美プロは、自宅で池を作ったり、露天風呂作ったりしたようですが・・・(笑)

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今年も無事にトーナメントを終えることができました。

プロアマトーナメントから初日は、最高気温を記録するほどの猛暑。昨日は、霧の為にプレーが度々止まり、日没ぎりぎり。

そして今日の最終日。大勢のギャラリーの皆さんが来場してくださいました。

また、毎日、朝早くからつめかけてくれ、トーナメントを手伝ってくれた地元のボランティアのみなさん。

素晴らしいコンディションを作り、選手や大会関係者のために様々な協力をしてくれた、大箱根カントリークラブのみなさん。

地元として、トーナメントに様々な協力をしてくださっている、山口町長をはじめとする、箱根町のみなさん。

多くの方々に支えられ、トーナメントを成功に終えることができました。

本当にありがとうございました。

もちろん、主催者の新キャタピラー三菱株式会社のみなさんの、ご理解があった上で、このような素晴らしいトーナメントを続けていくことができているのです。

みなさんに深く感謝をしたいと思います。

さあ、次はあの石川遼くんが出場する、「フジサンケイクラシック」です。

これもまた、大いに楽しみな大会になりそうです。

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2007年8月19日 (日)|固定リンク

CATレディース2007(箱根町・大箱根CC)の第2ラウンドは、何とかホールアウトしました。

朝からの濃い霧のために、結局スタート時間は、1時間45分遅れの9時45分。

しかし、スタートしたものの、再び霧がコースを覆い、途中で度々プレーが中断。

心配したのですが、先ほど、18時22分に全組ホールアウトしました。

万一、ホールアウトできなければ、第2ラウンドの残りをサスペンデッドとして、明日の早朝に再開しなければならなくなり、当然、第3ラウンドのスタート時間も変わってきます。

あらゆる、状況を想定し、様々なシミュレーションして準備をしていたのですが、無事、終わりました。

成績は、横峯さくらが、今日も6アンダーとベストスコアで、トータル12アンダーは、2位に4打差のトーナメントリーダー。

2位には、全英女子オープンで活躍した、佐伯三貴が、8アンダー。

7アンダーには、飯島茜・川原由維・服部道子。

さあ、明日は最終日。横峯さくらが逃げ切るのか?逆転はあるのか?

1オーバーまでの54名が決勝ラウンドに進出しました。

最終ラウンドのスタート時間は、7時50分。最終組は、10時49分です。

第2ラウンドの模様は、BS朝日で夜8時からご覧いただけます。

2007年8月18日 (土)|固定リンク

箱根町にある、大箱根CCで開催している、「新キャタピラー三菱レディース2007」の2日目の朝を迎えました。

昨日までの猛暑は、落ち着いたのですが、今朝は朝から濃い霧が立ち込めています。

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スタート時間を30分きざみで、遅らせて様子を見ているのですが・・・・

なかなか、すっきりと晴れてきません。

今日は、テレビ放送は、夜の8時からのBS波での録画放送なので、日没までにホールアウトできれば、問題ないのですが、現在、スタート時間を3回(75分)遅らせたところです。

まだ、もうしばらくスタートできそうもありません。

競技の条件、霧の状況、テレビ放送、ギャラリー対応、その他多くの要素を検討しながら、スタート状況を決めなくてはなりません。

コースの霧の状況が、よくわかる、練習場近辺に行って、もう少し様子を見たいと思います。

何とか、無事にスタートできるといいのですが・・・・

2007年8月18日 (土)|固定リンク

日本有数のリゾートである、”箱根”で開催している、CATレディース2007がはじまりました。

今年はご存知の通りの猛暑で、さすがの箱根も暑いです。

昨日はプロアマトーナメントが開催されたのですが、ここ箱根町でも最高気温が30度を超え、まさに猛暑の夏です。

それでも、夕方になると少しは涼しくなるんですよ!

トーナメント初日がはじまりました。

今日も暑い日ですが、朝からたくさんのギャラリーの方がつめかけてくれています。

今年はどんな戦いが見られるのか?楽しみです!

大会の詳細は、ホームページをごらんください。

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2007年8月17日 (金)|固定リンク

先週、米ツアーではメジャー最終戦、全米プロが開催されました。

その前週のブリヂストン・インビテーショナルで、長女サム・アレクシスちゃん誕生後、初めての優勝、初めてのタイトルに輝いたタイガー・ウッズが「案の定」と言うべきなのでしょう。

全米プロでは、2日目に猛チャージをかけ、あっさりトップに立つと、そのままの勢いで独走。

メジャー通算13勝目。全米プロ4勝目を上げました。

そのタイガーと全英オープンの期間中にわずかな時間でしたが、インタビューをすることができました。

今年の全英オープンでは、2日目のスタートホールでティショットをいきなり引っ掛け、ホール左に走るクリーク(OB)に落とすというミスをしています。

これまでにタイガーには、「予選ラウンドのスタートホールは慎重にプレーする。」というイメージがあったので、そのことを指摘すると、「確かに反省点なので、これから練習しようと思っている。」との答え。

本人にしても、意外な、ありうるべかざるミスだったようです。

そのインタビューでとても印象に残っていることがあります。それは最後に、

「ところで、今回、赤ちゃんの写真は持って来なかったの?」と尋ねたときの彼の表情でした。タイガーはニコーッと、これまでに見たこともないような満面の笑顔になって、

「いや、持ってきてないんだ。だって、サム・アレクシスの写真を見た途端、寂しくなって、家に帰りたくなるからね。」と言ったのでした。

それは、すっかり父親の笑顔でした。

世界最強のタイガーも、娘 サム・アレクシスちゃんの前では、世界中どこにでもいる父親の一人なのでしょう。

ところで、米ツアーは、次戦のウィンダム選手権を最後に、今シーズンから新たに始まったフェデックスカップのレギュラーシーズンをを終えます。

そして、そのポイント上位144選手が、来週から始まる全4試合のプレーオフに進出。

以降は、試合毎に獲得ポイント数によって出場選手が絞られ、最終戦の”ツアーチャンピオンシップ”には、上位30人のみよって争われます。

その上で、最終的にフェデックスポイントを一番獲得したプレイヤーには、なんと1000万ドル!日本円にして、12億円弱もの破格の賞金が授与されるのです。

シーズンを通してのポイント制、プレーオフ制度、そして巨額な賞金・・・・。

シーズン前から開幕直後にかけては、何かかと話題になることが多かったこのフェデックスカップですが、全米オープン~全英オープンとメジャーの現場に行くと、そこではほとんど話題になっていませんでした。

もちろん、同制度の山場はこれから始まるプレーオフでしょうから、本格的な話題になるのもこれからかもしれません。

それでも、メジャータイトルに挑むプレイヤーたちの熱気・緊張感に触れると、やはりゴルフのように長い歴史があって、世界中でプレーされる競技においては、「名誉」以上に選手の”モチベーション”になるものはない、と改めて思い知らされます。

いくら12億円でも、メジャータイトルに勝る”モチベーション”にはならないのです。

フェデックスカップ、つまりPGAツアーが今後このカップに付与すべきは。「名誉」なのでしょう。

それには、同制度に信念を持ち続け、あとは歴史を積み重ねて行くしかないのでしょう。

そうすれば、いずれプレーオフの中で、ゴルフファンなら誰もが口にするような”ドラマ”が生まれ、そこから同カップに対する価値観が変わっていくことも・・・・。

フェデックスカップの成否。その答えが出るのは、まだまだ先なのでしょう。

2007年8月13日 (月)|固定リンク

2007年8月 6日 (月)

全英女子オープン 最終日

全英女子オープンが終わりました。

現在、世界ランク1位。メジャー未勝利のL.オチョアが、6打差のリードで迎えた最終日。

冷たい雨の降る、あいにくの天気となった、セントアンドリュース・オールドコース。しかし、リンクス特有の強い風は吹かず、オチョアにとっては幸運の雨だったのではないでしょうか?

過去、何度か”メジャー”に近づきながら、プレッシャーからか?その栄冠を手にすることができなかった彼女が、今回は落ち着いたプレーで、そのメジャータイトルへまい進しました。

前半の5番・6番の連続バーディで、スコアを8アンダーに伸ばし、バックナインへ。

11番で短いパーパットをはずし、嫌なムードが出てきたものの、今回は追いかける選手もなく、終始、オチョアのペース。

15番、17番とボギーにするものの、18番のパーパットを決め、2位に4打差。4日間トップの完全優勝。男女通じて初のメキシコ人のメジャーチャンピオンが誕生したのでした。

これで名実ともに、世界NO.1のプレイヤーとなったのではないでしょうか?

ショットのクォリティは今の女子プロゴルファーの中では、秀逸と言われている彼女が今後どのような活躍をするのか?ますます楽しみになってきました。

日本勢では、最終日に佐伯三貴が67と大健闘。通算2オーバーは、7位タイと来年の出場権を獲得。また、不動裕理も3オーバーの11位タイとがんばりました。

宮里藍は14オーバーの58位タイ。上田桃子は13オーバーの55位タイと残念な結果でしたが、このセントアンドリュースでプレーした経験は、きっとこれからのトーナメントでも生かされてくるでしょう。

400年以上前からある、このセントアンドリュース。延べ何人のゴルファーがこのコースでプレーしてきたのでしょうか?この歴史あるコースでの全英女子オープン。何かとても感慨深いものがありました。

素晴らしいトーナメントだったと思います。

さて、これからしばらくは、国内のトーナメントのプロデューサーとして、またがんばります。

来週、8月17日(金)からの新キャタピラー三菱レディース(大箱根CC)をお楽しみに!

2007年8月 6日 (月)|固定リンク

2007年8月 5日 (日)

全英女子オープン 3日目

スコットランドのセントアンドリュースで開催されている、今年の女子メジャー最終戦。全英女子オープンの第3ラウンドが終わりました。

今日は10mを超える風が吹く、リンクスらしい?天気になりました。この風のためか?各選手には大変な一日となったようです。

平均ストロークも78.51と一番難易度が高い日となりました。

トーナメントリーダーは、メキシコのL.オチョア。ただ一人のアンダーパーの6アンダー。昨日もパープレーで6アンダーをキープ。2位には、6打差という大差での最終日を迎えます。現在世界ランク1位。しかし、メジャーは未勝利。先日の全米女子オープンでも最終日トップで迎えながら、逆転を許しています。

普通に考えれば、オチョアの6打差はセーフティリードでしょう。しかし、リンクス特有のコースと見えないハザードと言われる風。そして、メジャー勝利へのプレッシャー。6打差はまだまだわからないのではないでしょうか?

オチョアが勝てば、メキシコに初めてのメジャータイトルが行くことになります。

イーブンパーの2位には、スゥエーデンの新鋭、L.ウエスバーグ。1オーバーの3位に、同じくスゥエーデンのM.ヨース。韓国のイ・ジョン。フランスのK.イーシャー。そして、アニカ・ソレンスタムが続きます。

日本勢は、このリンクス特有の風にに悩ませられたようです。

4位タイからスタートした、不動裕理。ショットは良いのですが、パットに苦しみ、ノーバーディーの81。5オーバーの20位タイに急落。3パット7回は、彼女も最後のインタビューで笑ってしまうほどでした。しかし、ゴルフ自体の調子が悪いわけではないようなので、最終日の巻き返しに期待したいと思います。

宮里藍と佐伯三貴は、8オーバーの37位タイ。上田桃子は9オーバーの46位タイ。

史上初のセントアンドリュースでの、全英女子オープンの最終日。悔いのないゴルフをしてもらいたいと思います。

このセントアンドリュースは、実は設計者の名前のないコースなのです。地元の人たちは「ここは、神様からのプレゼント」と話しています。

バンカーは、羊や牛が風を避けて、マウンドに穴を掘って体を丸めた跡だと言うし、街の子供たちの遊び場だったクリークが今でもゴルフ場の中の景色になっているのです。

400年以上前から、この場所で”ゴルフ”が行われていたかと思うと、とても感慨深いものがあります。

昨晩の番組の中でも触れたのですが、ホールカップの大きさは、108mmと決まっています。なぜ?この大きさに決まったのか?

そもそも、ホールカップは、スコップで穴を掘って作っていたものが、周りが崩れて仕方ないという、セントアンドリュースのキーパーが、近くの水道管の工事現場から土管の切れ端を持ってきて、それをカップに埋めて、縁が崩れるのを防いだ。その時の土管の大きさが今のこの108mmだったというところからはじまっているのです。

そんな歴史を聞いているだけで、”ゴルフの聖地”は何か底知れぬ魅力を多くの人に語りかけてくれているような気がします。

いよいよ最終日。

トーナメントの優勝争いも面白いですが、ここ、セントアンドリュースのゴルフの歴史とその魅力を存分にお楽しみください。

8月5日(日)23:00~26:00

テレビ朝日系列で!

2007年8月 5日 (日)|固定リンク

2007年8月 4日 (土)

全英女子オープン 2日目

女子のメジャー「全英女子オープン」 2日目が終わりました。初日に続き、今日も日没で1組がサスペンデットとなってしまいました。

そのために暫定の成績ですが・・・・

トップは、L.オチョア。午後スタートで風の影響が出る厳しいコンディションの中、イーブンパーにまとめ、トータル6アンダーの単独トップで決勝ラウンドに向かいます。

現在、女子の世界ランク1位。昨年のアメリカツアーの賞金女王。今季も好調のオチョアですが、まだメジャーは未勝利。

プレッシャーなのか?最後の最後で短いパットが入らなくなったり、信じられないミスショットが出たりと、メジャーに一番近い存在ながら、そのメンタルな部分も心配されます。

一方、メジャー10勝。オチョアの前の世界ランク1位は、アニカ・ソレンスタム。彼女がじわじわと追い上げてきています。

初日、1アンダー。そして2日目が2アンダーのトータル3アンダーは、トップと3打差の4位タイにつけています。

復調気配のアニカ。このセントアンドリュースでは、アニカが何かやってくれるような気がします。

日本から参戦した、6人。それぞれ明暗がわかれました。

初日3アンダーと好発進の宮里藍。今日は午後スタートで風の中のゴルフを強いられました。前半は2ボギーとこらえたのですが、バックナインにはいり、11番、そして13番からの3連続ボギーなどで大きく後退。今日だけで7オーバー。トータルは4オーバーとなりました。しかし予選は通過。残り2日で巻き返しを期待したいところです。

日本勢で今日スコアを伸ばしたのは、不動裕理と佐伯三貴。不動は条件の良い午前スタートの利を生かし、4アンダーの69。トータル3アンダーの4位タイに浮上。佐伯も午前スタートで、3アンダーの70。トータルイーブンパーの14位タイで決勝ラウンドに進みました。

上田桃子も13番のバンカーでトリプルを叩くなど、苦労しましたが、トータル3オーバーで予選は通過。

予選通過できなかったのは、横峯さくらと大山志保。横峯は8オーバー。大山は6オーバーと今年は見せ場なく、オールドコースを後にしました。

それでも、彼女たちのゴルフ人生の中で、”ゴルフの聖地”セントアンドリュースでの全英女子オープンの体験はきっと大きな経験となることでしょう。

さあ、いよいよ決勝ラウンドです。

暫定ですが・・・

5オーバーまでの62位タイ。68名が決勝ラウンドに進むことになりそうです。

今夜は、22:57からテレビ朝日系列で放送いたします。

お楽しみに!

2007年8月 4日 (土)|固定リンク

2007年8月 3日 (金)

全英女子オープン 開幕

女子のメジャー・今季最終戦となる、「全英女子オープン」がはじまりました。

今年の開催コースは、ゴルファーの憧れ。”ゴルフの聖地”とも言われる、スコットランドの「St Andrews Old Course」です。

セントアンドリュースで全英女子オープンが開催されるのは、初めてです。2005年の男子の全英オープンのよりも距離は641Y短く、6,638ヤード。パー73のセッティングになっています。

しかし、自然のままにうねるフェアウェイや隣接するホールと共用の大きなグリーン。そして、112個の深いバンカーが待ちうける、セントアンドリュースらしいコースは変わらずです。また、リンクス特有の風と天気。「一日の中に四季がある」と言われる独特のコースに世界から150名の女子ゴルファー(アマチュア10名)たちが挑戦しています。

初日は、日没のため2組6名がアウトできませんでしたが、トップにたったのは、世界ランク1位のL.オチョア。ノーボギーの6バーディ。6アンダーは単独のトップです。

期待の日本勢は6名が挑戦。

宮里藍が3アンダーの4位タイと好発進。ゴルフの聖地”セントアンドリュース オールドコース”で、宮里藍がどのように戦うのか?本当に楽しみになってきました。

その他の日本勢は、先週のエビアンマスターズで6位と検討した、上田桃子がイーブンパーの20位タイ。国内ツアーからそのままフランス、スコットランドと遠征続きで少し疲れているようですが、がんばっています。

不動裕理は、1オーバーの36位タイ。佐伯三貴が、3オーバーの69位タイ。横峯さくらと大山志保はともに4オーバーの82位タイとなっています。

賞金総額は、200万ドル(105万ポンド)。日本円で約2億4千万円強という高額賞金です。

2日目の今日は、6時半からサスペンデッドの残りを開始し、その後、第2ラウンドがスタートです。

宮里やオチョアたちは、午後のスタートになります。昨日の午前スタートとは違い、風の影響も出てくるでしょう。

”ゴルフの聖地”での彼女たちの戦いをお楽しみください。

テレビ放送は、テレビ朝日系列でお送りいたします。

8月3日(金) 24:10~28:00

8月4日(土) 22:57~26:00

8月5日(日) 23:00~26:00

2007年8月 3日 (金)|固定リンク

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