2009年6月15日 (月)
サントリーレディス FINAL
大会史上最高となる4日間で、31,513人のギャラリーがつめかけてくれた、今年の”サントリーレディス”。
最終日も快晴のコンディションで、約12,000人のギャラリーの中で、素晴らしい戦いが繰り広げられました。
3日目を終わり、9アンダーで若林舞衣子がトップ。1打差の8アンダーに諸見里しのぶ。
7アンダーに有村智恵。6アンダーに叶莉英・北田瑠衣・茂木宏美・森田理香子と続く大混戦の中、最終ラウンドがスタートしました。
21歳になったばかりの若林は、優勝へのプレッシャーか?思うようにスコアが伸ばせません。
一方、今年の公式戦を制し、このコースをホームグランドにしている、諸見里しのぶは、1番・2番と連続バーディ発進。
有村智恵は、思うようにスコアを伸ばせず、苦しい展開。
そんな最終組の一つ前の組でプレーしている、中国出身の30歳。叶莉英(イエー・リンイン)が、スコアを伸ばしてきます。
1番バーディ、2番ボギーの後、4番から3連続バーディ。9番もバーディとし、前半を終え、10アンダー。
諸見里しのぶに迫ります。
今週は、バックナインでスコアが今ひとつ伸びていない諸見里は、11番をボギーとし、12番でバーディを奪った、莉にトップを譲ります。
莉は、14番でもバーディを奪い、12アンダー。2打差のトップに立ちます。
途中のリーディングボードで、2打差を知った、諸見里。2打差の状況を知り、攻めのプレーに転じます。
15番、16番と連続バーディで12アンダー。17番のパー3では、難しい奥からのアプローチを見事に寄せ、パーセーブ。
そして大会は、12アンダーで、先に上がった莉とのプレーオフに突入します。
18番ホールを使用しての、サドンデス方式によるプレーオフ。1回目は、両者パーで、カップを切り替え、2回目へ。
72ホール+2ホールの熱い戦いは、莉がボギーとし、パーをセーブした、諸見里の優勝で幕を閉じました。
実力の問われる4日間トーナメントで連続優勝。自宅から10分と第2の故郷とも言える、六甲国際ゴルフ倶楽部のサントリーレディスを制した、諸見里しのぶ。
本当におめでとう。強いゴルフだったと思います。
惜しくも優勝は逃したものの、プレーオフに残った、中国出身の叶莉英。
中国の福建省出身。1978年生まれの30歳。高校を卒業した後に、偶然、遊びに行ったゴルフ練習場で、ゴルフの魅力に取りつかれ、一人でビデオを見ながら練習に励み、1998年の中国女子アマオープンを優勝。翌年に中国アマにも優勝し、数は少ないものの、中国でのトップアマとして、活躍していました。
そこに、現在の師匠であり、今回のキャディも勤めてくれた、高岸佳宏氏が、彼女を見出し、指導をして、プロゴルファーとしての実力をつけていったようです。
プロ転向後、欧米の女子ツアーに参戦。2004年には、予選から勝ち上がり、中国人として初の全米女子オープン出場を勝ち得ました。
2007年に結婚、出産をして、2008年から復帰。日本のQT(ツアー予選会)を経て、今年から日本のLPGAに出場しています。
中国からは、サントリーレディスの歴代優勝者でもある、チャンナがいますが、また一人、中国人の強いプレイヤーが誕生したようです。
今年、大会を大いに盛り上げてくれた、アメリカから帰国して出場してくれた、宮里藍。
トータル2アンダーの17位タイで4日間を終えました。
多くのギャラリー方々の暖かい声援が本当にうれしかったと言ってくれました。またすぐに渡米するようですが、元気な姿をまた見せてくれるでしょう。
毎日本当に大勢のギャラリーが詰め掛けてくれ、大いに盛りがった今年の大会でした。
特に大会のコンセプトとも言える、アマチュア選手への門戸開放。強いプレイヤーを育てて行こうという大会の思いが、開花しつつあるように感じました。
宮里藍や横峯さくらもそうですが、優勝した諸見里しのぶはじめ最終組3人もこのサントリーレディスには、アマチュア時代から出場していました。
今年も6人のアマチュアが、予選と突破し、決勝ラウンドに進みました。ベストアマには、韓国のハ・ナ・ジャンが4アンダーの8位タイという素晴らしい成績で獲得。
数年後には、強いプロゴルファーとして帰ってくるのではないでしょうか?
梅雨入りしたばかりとはいえ、素晴らしい天候で4日間を大きな事故もなく無事に終えるとこができました。
ボランティアのスタッフはじめ、多くの関係者のみなさんに感謝したいと思います。
ありがとうございました。
私は、明日から全米オープンのために、渡米します。
次は、進化し続ける、T.WOODSなどをお伝えしますね!お楽しみに!





