2011年11月13日 (日)

第27回 伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日

大混戦の第27回伊藤園レディスゴルフトーナメントは、最後に劇的なドラマが待っていました。

快晴の秋晴れの中、6700人を超えるギャラリーが詰めかけた最終日。

グレートアイランド倶楽部は、歓声に包まれました。

服部真夕と青山加織が6アンダーでトーナメントをリードして迎えた最終日。

風もなく絶好のコンディションの中で、上位の選手がスコアを伸ばしていきます。

1打差から追いかける馬場ゆかり。しかし、スタートの1番2番と連続ボギーと波に乗れません。

2打差からスタートの横峯さくら、藤田幸希、藤本麻子は、スコアを伸ばします。

前半を終え、トップは、服部真夕と横峯さくらが、8アンダー。7アンダーに馬場ゆかり、6アンダーに青山加織と上田桃子。混戦のまま勝負の行方はバックナインに持ち越されます。

10番、12番でバーディを奪い、横峯が10アンダーとリードします。

追いかける服部。しかし思うようにスコアを伸ばせません。

横峯と同じ組でプレーする、藤本麻子が猛追を始めます。

10番、12番、13番でバーディを奪い、8アンダーまでスコアを伸ばします。

5アンダーまでスコアを落としていた馬場ゆかりが、13番から怒涛の4連続バーディで9アンダーに。

タフなセッティングの上がり3ホール。大きな池を囲むように作られているグレートアイランドの16番から18番でドラマは生まれました。

16番、17番で素晴らしいショットでバーディを奪った、藤本麻子が10アンダーまでスコアを伸ばします。

同じく10アンダーの横峯は、バーディパットが決まらず、最終18番ホールへ入ります。

共にフェアウエイをキープして迎えるセカンドショット。

18番のピンポジションは、“恒例”の左サイド、池の近くです。

先にセカンドショットを打つ横峯さくら。

持ち球がフェードの彼女には攻めやすいピンポジションと思ったのですが、横峯のセカンドショットは、無情にも池の中へ・・・・

それを見て、藤本のセカンドショット。池を怖がったのか?グリーンセンターへオン。ピンまでは、約10mのパットが残ります。

池の手前から1罰打で横峯は、4オン。1パットならボギーとまだチャンスが残ります。

藤本のバーディパットは、1.5mショート。

横峯のボギーパットは決まらず、ダブルボギー。8アンダーでホールアウト。

ウィニングパットとなるか?藤本のパーパット。

緊張する中、真ん中から沈めてパー。10アンダーでホールアウト。

最終組の馬場ゆかりが18番でバーディを奪えず、その瞬間、藤本麻子のプロ初優勝が決まりました。

アマチュア時代から活躍し、プロのトーナメントにも多く出場していた藤本麻子。何度もロウアマを獲得するなど実力は誰もが認めるところでした。

プロに転向し2年目。デビュー以来ずっと優勝を期待されながら勝てない2年間。

彼女にとってはつらい日々だったかもしれません。

それでも、シーズン終盤の大事な時期に、憧れだった横峯さくらとの勝負に勝ち、初優勝を掴みました。

惜しくも敗れた、横峯さくら。15番、16番のバーディチャンスを決められなかったことが敗因ではないでしょうか?

それでも、ショット自体は非常に良い状態になっています。パッティング次第では残り2試合に期待できるのではないでしょうか?

 

第27回目のトーナメントは、21歳のプロ2年目、藤本麻子のツアー初優勝で幕を閉じました。本当におめでとう!

また、今年も地元の長南町を中心とした、「伊藤園グリーンクラブ」の延べ1000人を超えるボランティアスタッフの協力をいただきました。ありがとうございました。

初日こそ雨が降りましたが、昨日、今日と素晴らしい天候とコンディションの中で開催された今年の伊藤園レディスゴルフトーナメント。

無事に終えることができました。会場に詰め掛けてくださった大勢のギャラリーの皆様にも感謝したいと思います。

ありがとうございました。また来年のトーナメントをご期待ください。

 

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